ニュース

横浜・山下公園に足湯やBBQテラス 「THE WHARF HOUSE」

山下公園レストハウスが、「THE WHARF HOUSE 山下公園」として、4月14日12時にリニューアルオープンする。

横浜市がPark-PFI(公募設置管理制度)を活用したリニューアルで、飲食機能を持つ公園施設としては市内初の事例となる。

店舗営業時間は9時から22時まで。特徴は、モーニングからディナータイムまで1日を通じた飲食の提供、海側に設置した足湯、BBQテラスなど。

飲食は、健康をテーマにした商品を提供。昼だけではなく、朝や夕方から夜にかけても、公園にひとりひとりの「居場所」ができることを目指す。夜はレストランとして利用可能で、横浜のクラフトビール、BBQや初の国内産ケチャップである清水屋ケチャップを使ったナポリタンなどのメニューを用意する。

店内には誰でも無料で利用できる休憩スペースを設置。キャッシュレス決済や一部モバイルオーダーも導入する。

足湯は、山下公園ならではの風景や夜景が楽しめる海側に設置する。足湯の利用には予約が必要で、一部有料の時間帯がある。

レストハウスの向かい側のコーナーには、バラを中心とした季節ごとの花や緑を配置。公園内のバラ園とあわせて花々の魅力を発信する。山下公園通り側のウッドデッキは、山下公園レストハウスと一体的に新たな憩いの場所として提供する。

BBQテラスは海側のテラスに設置。海を眺めながら手ぶらでBBQを楽しめる場を提供する。メニューは開発中で、相模湾で獲れた未活用魚や三崎のマグロなど地産の食材を取り入れる予定。

そのほか、レストハウスにはベビーチェアやコインロッカーを備えている。

施設名の「波止場(Wharf)」には、「山下公園レストハウスが、みなとみらいエリアと元町中華街エリアとの間を行き交う大勢の人々を受け止める場所として、周辺エリアと一体的な魅力を発信していきたい」という想いが込められている。

運営事業者は山下公園再生プロジェクトグループで、代表法人はゼットン、構成法人はファンケル、横浜エフエム放送、三菱地所、ケーエムシーコーポレーション、サカタのタネ グリーンサービス、tvkコミュニケーションズ、ありあけ。