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世界初の大喜利カフェ「ボケルバ」 4月1日オープン

世界初を謳う“大喜利”カフェ「ボケルバ」が4月1日にオープンする。正式オープンに先立ち、3月17日にはレセプションパーティーが開催された。

「ポケルバ」を運営するピチカートデザインは、世界中のボードゲームを遊べるカフェ「JELLY JELLY CAFE」を全国で13店舗展開するほか、ボードゲームの企画から販売までを担う「JELLY JELLY GAMES」、ボードゲーム専門販売店「JELLY JELLY STORE」などの事業を手がける、国内有数のボードゲーム事業者。将棋に特化したカフェ「COBIN」など、ボードゲーム以外のカフェ事業にも進出している。

ボードゲーム、将棋に続く新たなテーマとしてピチカートデザインが選んだのが大喜利だ。大喜利は、出題者のお題に沿って回答者が面白い答えを返して競い合うお笑いのスタイル。日本テレビの「笑点」内のコーナー、ダウンタウンの松本人志が大会チェアマンを務めるフジテレビの「IPPONグランプリ」といった人気番組に加えて、最近では平日毎朝大喜利を配信する「まいにち大喜利」がテレビ朝日の公式YouTubeで始まるなど、お笑いでも人気ジャンルの1つだ。

大喜利ステージ

しかしこれら大喜利は基本的にプロのお笑い芸人が回答するのに対して、ボケルバは一般の人が大喜利の回答者として参加できるのが特徴。大喜利を見て楽しむだけではなく実際に参加して回答できるという、今までに類を見ないコンセプトのカフェになっている。

ステージに上がっていないときは観客として参加

システムは昼の部と夜の部の2回制となっており、同じ時間帯の参加者で6名前後のグループを複数作り、グループごとにステージに上がって大喜利に答えるローテーション制で進行する。そのため大喜利の回答者であると同時に、他の参加者の大喜利を観覧する参加者としても楽しめる。

グループでの参加だけでなく、1人での来店でも同時間帯の他の参加者とのグループに参加できるため、1人でも気軽に楽しめるという。

回答者は最大6人まで舞台に上がる
回答者に用意される回答グッズ

大喜利のお題は原則としてボケルバが用意するため、参加者がお題を考える必要はない。また、大喜利のお題は基本的に1回限りのため複数回参加しても同じお題に当たることはなく、常に新鮮な状態で大喜利に臨むことができる。

レセプションで披露されたお題
回答を書いたフリップでお題に答える

料金は平日昼の部が1,000円、夜の部が1,500円で、土日祝とハイシーズンは昼夜ともに2,000円。いずれの部も最低1ドリンクの注文が必要なドリンク制で、利用予約はWebサイトから受け付ける。

料金体系

大喜利を一般の人でも楽しめる文化に

ボケルバの前身は、毎週2回の頻度で開催されていた同名の大喜利カフェイベント。お笑いの中でも大喜利が好きだったピチカートデザイン代表の白坂翔氏が、同名イベントを運営していたせんだい氏を店長に迎え、毎日参加できる大喜利カフェが誕生した。

白坂氏は、「芸人さんだけのものだと思われている大喜利を一般の人でも手軽にできるよ、ということを文化としてやりたい」と意気込みを語る。最近ではテレビ番組やインターネットで大喜利が取り上げられることも多く、認知度も向上したことに加えて、ボケルバというイベントが毎週2回の開催で集客できているという実績も踏まえて、オープンに踏み切った。

ピチカートデザインの白坂氏

前身となったイベントからの集客を踏まえつつ、当初はクチコミで新規顧客を獲得していく方針。また、参加者がスマートフォンから手軽に大喜利の回答を評価できるシステムも開発しており、参加者が気軽に楽しめるシステムも随時導入していく。

ボケルバの所在地は、東京都千代田区岩本町3丁目7番11号 神田KSビル3階。営業時間は営業時間 13時~21時(不定休)。

ボケルバのある神田KSビル