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エース、前持ちリュック「ガジェタブル」ジェンダーレスモデル

エースは、前持ちしやすく電車内で邪魔になりにくいビジネスリュック「ガジェタブル」から、ジェンダーレス対応として体型に合わせて肩紐の形状を選べる「ガジェタブルR」を、3月16日に発売する。5型展開で、価格は23,100円から26,400円。

ガジェタブルは、混雑した場所でのリュックの持ち方マナーが問題視されたことを受け開発した、交通各社の推奨する複数の持ち方に対応するシリーズ。手持ち用トップハンドル、棚に上げる時に使用するサイドハンドルやベルト簡易収納機能を備えるほか、前に抱えている時に取り出しやすい位置にファスナーやポケットを配置している。2018年発売で、シリーズの累計販売個数は29万個以上。

ガジェタブルRは、同シリーズが男性だけではなく女性にも使われていることから、ジェンダーレス対応として、同一ボディで肩紐の形状を選べるよう企画した。リュック小・中サイズは、太・細の2タイプの肩紐があり、体型に合わせて選択できる。

細肩紐(左)と太肩紐(右)

太肩紐は身体の大きな人や中背の人に合わせたもので、取り外し可能な可動式チェストベルトを備える。細肩紐は小柄な人や華奢な人に合わせたもので、裏側に滑り止めを付け、スッキリとしたデザインにしている。

太肩紐(左)と細肩紐(右)
太肩紐
細肩紐

デザインや機能もユーザーの声を参考に改良。性別問わず使いやすいよう、シリーズ初のチャコールカラーを採用した。そのほか、ブラック、ネイビーを展開。

フロントポケットでは、揺れによって音が鳴りにくいよう固定できるファスナー引手「セミオートマチックスライダー」を採用。前持ち時に小物を取り出しやすい設計の「クイックラウンドポケット」は、片側から左右両側配置に変更している。

セミオートマチックスライダーを採用したフロントポケット
クイックラウンドポケット

可動式チェストベルトは、位置調節部が目立ちにくいようデザインを変更。またサイドハンドルを全型に搭載した。

可動式チェストベルト
サイドハンドル

本体生地には生地製造過程で発生した端材を再生したリサイクルナイロンを使用し、内装生地には東レグループのリサイクル繊維「&+(アンドプラス)」を採用している。

サイズ(幅×高さ×奥行)・容量は、リュック小が26×35×11cm・11L、リュック中が28×39×12cm・14L、リュック大が30×42×12cm・16L。リュック小と中が太肩紐と細肩紐のラインアップで、リュック大は太肩紐のみ。価格はリュック小が23,100円、リュック中が25,300円、リュック大が26,400円。太肩紐と細肩紐のサイズ・容量および価格は同じ。