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シチズン、1回のフル充電で1年間動く腕時計「エコ・ドライブ 365」
2023年3月16日 09:00
シチズン時計は、1回のフル充電で1年間動き続けるというソーラー発電の腕時計「Eco-Drive 365」(エコ・ドライブ 365)を発表した。3モデルがラインナップされ、2023年の秋~冬に発売される予定。価格は58,300円~110,000円。
新開発のエコ・ドライブムーブメント、「Caliber E365」(Cal.E365)を搭載。一度フル充電すると365日は充電しない状態でも動き続けるという、低消費電力で長時間駆動できるのが特徴。
またムーブメント径を標準的な27mmに抑えながら、発電効率を高め、運針パルスなどにも工夫を重ねたことで、ソーラー発電時計のデザインの可能性も広げている。
ケースデザインは、シチズンの過去のモデルを参照しながら、新たな解釈も加えた独自性の強いデザイン。1973年発売の「E・F・A」などからインスピレーションを得てデザインを深掘りしており、その個性を新たに解釈。これまでに培ってきたステンレス加工や研磨技術を活かした象徴的なケースラインや、最新の光発電文字板製造技術などを採用して、進化させた内容になっている。
また3機種のうち限定モデルには、当時のインデックスデザインを思わせるラボグロウン・ルビーを4カ所に配している。革バンドはLWG認証取得のタンナーによるもので、環境や持続可能性に配慮した仕様になっている。
ステンレスのレギュラーモデル
レギュラーモデルはオールブラックカラーの「BN1015-52E」(63,800円)と、ステンレスの素材感を活かした「BN1014-55E」(58,300円)の2機種をラインナップする。
ダイヤルは最新の光発電文字板製造技術が用いられており、独特の輝きを備える。4種類のサイズ・色が異なるラメが調合されており、星空や地球の美しさを表現したという。
金属製のインデックスはダイヤル上ではなく外周の見返しリングにセッティングされ、奥行き感や広がりも感じられるデザインになっている。針はケースのデザインに合わせて左右に面カットが施された真鍮針が組み合わされる。
ステンレススチール製のケースは直線的な面構成が特徴で、ケースの12時・6時位置の山なりのラインからなめらかにつながるブレスレットのデザインもユニークなポイントになっている。
ムーブメントはクオーツ式でソーラー発電のCal.E364を搭載。精度は月差±15秒。
ケース・ブレスレットはステンレススチール製で、風防は無反射コーティングのサファイアガラス。防水性能は10気圧防水。大きさはケース径42.5mm、厚さは11.1mm。
限定モデル
限定モデル「BN1010-05E」は110,000円で、数量は世界限定1,200本。1973年発売のシチズン「E・F・A」を彷彿とさせるデザインになっている。
インデックスの4カ所には、ラボグロウン・ルビーとして京セラのクレサンベールをセッティング。ルビーでは貴重とされるピジョン・ブラッドと同様の、紫がかった深紅の色味や純度の高い透明感が特徴。バンドはLWG認証のカーフレザーを採用している。
ムーブメントはクオーツ式でソーラー発電のCal.E365を搭載。精度は月差±15秒。
ケースはステンレススチール製で、風防は無反射コーティングのサファイアガラス。防水性能は10気圧防水。大きさはケース径42.5mm、厚さは11.1mm。