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G-SHOCK、破片を散りばめたようなフルメタルモデル
2023年3月15日 12:30
カシオ計算機は、「G-SHOCK」の40周年記念モデルの新作として、ステンレスに硬化処理を施して硬度を高めた「RECRYSTALLIZED SERIES」(リクリスタライズド シリーズ)を4月21日に発売する。フルメタルの「GMW-B5000PS」「GMW-B5000PG」が121,000円、尾錠など一部に硬化ステンレスを使う「DW-5040PG」が38,500円。
破片を散りばめたようなフルメタルモデル
「GMW-B5000PS」「GMW-B5000PG」は、初号機のデザインを継承しながらフルメタル化した「GMW-B5000D」がベース。ベゼル、バンドなどの外装パーツに硬化ステンレスが採用される。
ステンレス専用の「深層硬化処理」は、表面層にガスを浸透させて硬質層を生成し、素材自体を固くする技術。通常のステンレスと比較して約3倍の硬度を実現するという。
デザイン面では、ステンレスに熱処理を加え再結晶化させることで、マットな質感の表面に細かいメタルの破片を散りばめたような結晶模様が浮かび上がり、無骨な雰囲気に仕上がる。結晶の粒の出方はパーツごとに異なり、一点ずつ固有の模様や色調、光沢感が楽しめるとしている。
カラーはシルバーとゴールドIPをラインナップ。裏蓋には40周年の記念ロゴが、文字板には「SINCE 1983」の印字が入るほか、アナログ時計なら40分の位置にあたる左下のボタンに星のマークがあしらわれる。
耐衝撃構造で20気圧防水。電波受信による時刻修正とソーラー発電に対応する。Bluetoothでスマートフォンアプリ「CASIO WATCHES」と連携が可能で、時刻修正も行なえる。ワールドタイム、ストップウォッチ、タイマー、時刻アラーム、フルオートカレンダー、LEDバックライトの各機能を備える。大きさは49.3×43.2×13mm、重さは約167g。
バイオマスプラスチックのボディ
「DW-5040PG」は、裏蓋や尾錠、遊環などのメタルパーツに深層硬化処理が施される。文字板には初号機を生んだ開発チーム「PROJECT TEAM “Tough”」(プロジェクトチームタフ)の文字が印刷される。
ベゼルやバンドといったパーツは、植物由来の再生可能素材であるバイオマスプラスチックを採用するのも特徴。バイオマスプラスチックは、カシオのPRO TREKで採用が拡大、G-SHOCKでも採用が始まっている。
耐衝撃構造で20気圧防水。ストップウォッチ、タイマー、アラーム、フルオートカレンダー、ELバックライトの各機能を備える。使用電池はCR2016で、電池寿命は約2年。大きさは48.9×42.8×13.8mm、重さは約78g。