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ドコモ、パスキー認証対応は3月下旬から 「dアカウント設定アプリ」不要に

NTTドコモは、dアカウントのログインにおける、Web認証とパスキーによる新たな認証手段を「パスキー認証」という名称で3月下旬から開始する。

FIDOアライアンスとW3Cが推進する「Web認証(Web Authentication)」と「パスキー(Passkeys)」による新たな認証手段を導入するもの。現在のdアカウントのパスワードレス認証では「dアカウント設定アプリ」が必要だが、これが不要となりし、ブラウザのみで認証できるようになる。

あわせて、認証機能の名称を「パスワードレス認証」から「パスキー認証」へ変更。常にパスワードレス認証を行なうための設定機能の名称も「パスワードレス設定」から「いつもパスキー設定」へ変更する。なお、Web認証を行なうためには「パスキー端末設定」が必要となる。

パスキーは、パスワードレス認証技術FIDOを推進するFIDOアライアンスとWeb標準化団体のW3Cが規格化したもので、Microsoft、Apple、Googleらが導入を進めている。