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セイコー、機械式ダイバーズ初のGMTが登場
2023年3月9日 08:00
セイコーウオッチは、「セイコープロスペックス」のダイバーズウォッチの新作として、機械式のGMTムーブメントを搭載する3機種を6月9日に発売する。価格は209,000円、限定モデルが231,000円。
セイコープロスペックスのメカニカルダイバーズウォッチとして初めてGMT機能を搭載。新開発のムーブメント「キャリバー6R54」は、GMT機能を搭載しながら約72時間(3日間)のパワーリザーブを備える。GMT針は単独で調整でき、第二時間帯を簡単に変更できる。
GMT機能は、自国とは別の時差のあるタイムゾーンの時刻を、専用のGMT針で表示する機能。GMT針は24時間で1周するため、ダイヤルには24時間の目盛りが加わる。
新製品はまた、回転ベゼルの表示板がセラミックス製で、耐傷性に優れ、艷やかな仕上げになっている。ブレスレットは新規開発で、手首にフィットするスリムな形状を採用、快適な装着感を実現する。
ベースになっているのは、セイコーが1968年に発売したダイバーズウォッチを現代のデザインで再現する「1968 メカニカルダイバーズ 現代デザイン」。
氷河をイメージした限定モデル
グリーンダイヤルとブラックダイヤルのレギュラーモデルに加えて、アイスブルーカラーのダイヤルの限定モデルもラインナップされる。セイコー腕時計110周年記念限定モデルかつ海洋保護を支援するSave the Oceanシリーズ。氷河がテーマになっており、グレーカラーのセラミックス製ベゼルと、立体的な型打ち模様のアイスブルーカラーのダイヤルが備わる。
限定モデルには付け替えられるファブリックストラップも付属。素材はペットボトル再生原料100%で、複数の色を使った立体的な表情の織柄になっている。
限定モデルの数量は世界限定4,000本、うち国内は700本。裏蓋にシリアルナンバーが刻印される。