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note、ついにインポート/エクスポートに対応

メディアプラットフォームの「note」が、コンテンツのインポート/エクスポートに対応した。

noteは、個人の創作などを支えるプラットフォームで、会員数585万人、月間アクティブユーザーは3,880万と、多くのユーザーが利用している。一方、これまでコンテンツのインポートとエクスポートに対応していなかった。つまり、ブログサービスやWordpressなどのCMS(コンテンツ管理システム)からnoteに移行する際のハードルが高く、またnoteから他のサービスに移行するのも難しかった。

インポート機能により、note以外を使っていた人のnoteへの移行がやりやすくなる。形式はWordPressのWXR形式とMovableType系のMT形式が選択可能で、一度にインポートできるデータ容量は10MBまで、一度にインポートできる記事数は1,000件となる。

エクスポート機能は、noteで書いた記事をZip形式のファイルで出力できる機能。noteから別のサービスなどに移行しやすくするもの。ZipにはWXR形式のXMLファイルと、記事にアップロードした画像などのファイルが含まれる。なお、記事に対するコメントやスキ、note固有のプロパティ(目次、ハッシュタグ、価格、有料記事の試し読みラインなど)は含まれない。

インポート/エクスポート機能は、3月6日から段階的に機能提供を開始し、3月14日に全ユーザーが利用可能になる予定。

また、6月にサービス終了する「LINE BLOG」からのインポートにも対応予定。3月30日15時以降に、LINE BLOGの管理ページ上でデータ取得(エクスポート)ができるようになり、そのデータをnoteにアップロード(インポート)できる。詳細はnoteのニュースリリースやLINEのヘルプページで案内している。noteでは2021年4月にインポート/エクスポート対応を予告していたが、約2年弱で実装されたこととなる。