アマゾン、新Ringセキュリティカメラはバッテリー駆動でライト搭載

アマゾンは28日、Ringの新しいホームセキュリティカメラ「Spotlight Cam Plus, Battery」を日本で販売を開始した。価格は24,980円で、3月15日から出荷開始する。カラーはホワイトとブラックの2色展開。

Ring(リング)は、アマゾンのセキュリティカメラシリーズ。Spotlight Cam Plusは、北米などで好評のセンサーライト付きRingセキュリティカメラの最新モデルで、温かみのある電球色センサーライトやカラーナイトビジョン、双方向音声応答、ライブ映像、遠隔でON/OFFできるサイレン機能等を搭載する。

あらかじめ設定したモーション検知ゾーンで、夜間に人の動きを検知すると、2つのLEDセンサーライトが周囲を照らす。また、Ringアプリでも通知を受信し、ライブ映像をリアルタイムで確認できるため、1台で、センサーライトとセキュリティカメラを兼用できる。

Spotlight Cam Plusでは、着脱可能なクイックリリースバッテリーを採用。電源工事不要で利用できるため、幅広い設置場所に設置できる。バッテリーは1個同梱され、2個まで搭載可能。あわせて発売されるRing純正のソーラーパネルや電源アダプターを使った電源供給にも対応する。ソーラーパネルや屋内外用電源アダプターはUSB-Cで接続し、価格はソーラーパネルが7,990円、屋内外用電源アダプターが5,480円。

Alexa搭載のEchoデバイスやFire TVシリーズにも対応。RingのAlexaスキルを有効化すると、人の動きを検知した際に通知したり、ライブ映像でカメラの前の様子を確認できる。「アレクサ、駐車場を見せて」「アレクサ、庭を見せて」などと話しかけると、対応するEchoデバイスの画面上でSpotlight Cam Plusのライブ映像をチェックできる。

フル機能を利用するには、有料の「Ringプロテクトプラン」契約が必要で、デバイス1台につき月額350円。ただし、9月30日までは無料体験版を利用できる。Ringプロテクトプランでは、Ringデバイスで撮影した動画や静止画を保存、確認、共有できるほか、設定した間隔でのスナップショット撮影、スナップショット付き通知、人による動作を検知した場合にのみ通知や録画をする「パーソンアラート」などの機能を利用可能になる。なお、デバイス登録住所につき月額1,180円のプランも用意される。