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勝どき駅10分「豊海地区」商住複合大規模再開発

完成予想CG

三井不動産レジデンシャル、東急不動産、東京建物、野村不動産、三菱地所レジデンス、清水建設の6社は、東京都中央区豊海町にて推進している「豊海地区第一種市街地再開発事業」に1月4日に着工した。2027年に竣工予定。

同プロジェクトは、都営地下鉄大江戸線「勝どき」駅徒歩10分に位置する都心大規模再開発プロジェクト。“新しい都心ライフスタイル”を実現する様々な機能を導入し、高い利便性と憩いを備えた住環境の創出を目指すという。

地上54階地下1階建の建物内には、総戸数2,077戸の住宅や店舗、区民館、診療所、保育所等の生活利便施設を配置予定。また、2階、3階、51階、52階に共用施設を集約し、コロナ禍以降定着した在宅ワークに対応可能な個室ブース、ミーティングコーナー、テラススペースを配した多機能ラウンジや、浜離宮を望むフィットネス、2層吹き抜けの開放的なビューラウンジ等を設置するという。

配置イメージイラスト
建物断面イメージ
51階ビューラウンジ 眺望イメージ

同時に防潮堤整備による防災機能の向上を行なう。現在、防潮堤の堤外地となっているエリアを堤内化するため、豊海小学校・豊海幼稚園敷地の南西側の防潮堤を整備する中央区、清澄通りのスロープと防潮堤を整備する東京都と連携し、同プロジェクト敷地内の防潮堤を整備することで地域の防災性向上に寄与する。

防潮堤工事イメージ

また、豊海小学校・幼稚園の建替に伴う豊海運動公園の機能縮小(いこいの広場、児童コーナーなど)や、勝どき・豊海エリアにおける人口の増加に対応すべく、同プロジェクト2階に設置される集会所、キッズルーム等の一部共用施設を地域に開放する。外構部には、地域交流広場(約3,100m2)、隣接する豊海運動公園と一体感のあるこども広場(約1,100m2)、豊海運動公園に続くオープンスペース(約2,180m2)など、地域活動等に利用できる空間を整備することで、地域イベント(盆踊りなど)にも活用するなど、地域に開かれた多彩な空間を創出し、地域コミュニティ・交流拠点の形成を目指すという。

外構イラストイメージ
豊海町盆踊りの様子

所在地は東京都中央区豊海町41番。区域面積は約2ha。建築物の敷地面積は約15,901m2。建築物の延べ床面積は226,121m2

位置図