高麗川駅リニューアル 東西自由通路を整備

西口完成イメージ

JR東日本と日高市は、八高線・川越線高麗川駅(こまがわえき)をリニューアルする。自由通路整備および駅舎整備工事に着手した。3月から送迎用駐車場が仮駅舎設置に伴い使用できなくなる。工期は2026年3月までを予定。

新駅舎が完成することで自由通路が整備され、東西往来の利便性および駅アクセスが向上する。

新駅舎・自由通路の設計コンセプトは「こまがわ交流さんぽ道」。市の花の一つである曼珠沙華を始めとした「高麗川」流域の豊かな自然を建物に取り入れる。また、高麗川駅を中心としたにぎわいを生み出す「交流」の場を作り、高麗川地区の誰もが安心して歩ける「さんぽ道」のような歩行空間を作るという。
リニューアルに向けて、開業90周年記念イベントも実施予定。

完成イメージパース

内観完成イメージ

新駅舎は地上2階建てで、延床面積は約550m2。エレベーターは既存こ線橋2基。トイレは男性トイレ、女性トイレ、バリアフリートイレ(改札内)。

自由通路の幅員は4m、延長87.9m(東西方向の構造物延長55.5m)。エレベーターは東口と西口に各1基。トイレは男性トイレ、女性トイレ、バリアフリートイレ(西口)。