江ノ電、クレカのタッチ決済導入 首都圏鉄道初

江ノ島電鉄は4月以降、クレジットカードのタッチ決済用改札機を全駅に設置する。対応するブランドはVisa、JCB、American Express、Diners Club、Discoverで、銀聯、Mastercardも順次追加予定。

三井住友カードが提供する公共交通機関向けソリューション「stera transit」を活用。タッチ決済対応のカード(クレジット・デビット・プリペイド)やスマートフォン等の利用が可能となる。具体的な開始時期は改めて告知する。

導入の狙いは、非接触、チャージ不要での乗車サービス提供による、地域住民や国内外からの観光客の利便性向上。公共交通利用促進、道路渋滞等の地域課題解決やスマートシティに向けた取り組みも進める。

江ノ島電鉄沿線には、観光地として人気が高い「鎌倉」「長谷」「鎌倉高校前」「江ノ島」や、住みたい街として人気が高い「湘南海岸公園」「鵠沼」「藤沢」などがある。

また、江ノ電バスの羽田空港行リムジンバスが3月1日より、Visaのタッチ決済に対応する。対象路線は藤沢駅/鎌倉駅/大船駅発・羽田空港行で、羽田空港に向かう便のみ。