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Google、“露骨な画像”の検索結果はボカして表示

米Googleは、セーファーインターネットデー(2月7日)に合わせて、安全に対する取り組みや今後の機能強化について案内した。

Google Driveでは、スパム保護が強化。自動的に分類されたコンテンツや、手動でスパムと報告されたコンテンツを表示する機能を、ベータ版として今後数週間のうちに提供する。Gmailのスパムフォルダに似ているといい、不要なコンテンツを簡単に確認できるようになる。

ChromeとAndroidに搭載されているパスワードマネージャーには、生体認証を使用するオプションが追加される。またiOS向けのGoogleアプリは、今後Face IDをサポートし、プライバシー保護を強化できるようになる。オンライン決済でユニークな番号を発行するバーチャルカードは新たにアメリカン・エキスプレスが対応する。

パスワードマネージャーに生体認証を使用するオプションが追加される

子供や家族向けの安全性を高める取り組みでは、安全対策を拡張する。検索で不用意に“露骨な画像”(explicit imagery)に遭遇しないよう、セーフサーチがオフの場合であっても、対象の画像はぼかして表示されるのが初期設定になる。

「怪我」で検索した例。露骨な画像は警告とともにボカして表示される

このほかYouTube Kidsでは安全に関するコンテンツをまとめたプレイリスト「Build a Safer Internet」が公開されている。