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Twitter、良いBotには無料APIを提供

Twitterのイーロン・マスクCEOは、2月9日に予定している無料Twitter APIの停止方針において「良いコンテンツ」のBotのための新たな書き込み専用APIを無料で提供するとツイートした。

開発者を対象としたTwitterDevアカウントは2日付で、2月9日をもってTwitter APIへの無料アクセスを停止すると発表。ツイートの自動投稿などで広く使われているため、その影響範囲は大きく、Twitter連携サービスや自動投稿botなど、これまでTwitterで人気を集めたサービスの存続も危惧されている。国内でもフォロワー318万の「地震速報」botなどが今後の運営は難しくなるとの声明を発表している

この方針が若干緩和され、「優良なbot」であれば引き続き無料で利用可能になるとみられる。

マスク氏は3日に、無料API停止について、「無料のAPIはボットによる詐欺師や情報操作に悪用されており、コストがかからないため10万個ものボットを簡単に導入して悪用できる」とし、認証済みのIDを使った有料サービス化することでボットを排除することが狙いとした。その後フィードバックを受け、良いコンテンツ(good content)を提供するbotであれば新たな投稿用APIを利用可能にすると方針を若干修正した形だ。ただし、良いコンテンツ(good content)の定義や誰が決めるか、新APIの提供時期などについては明らかにされていない。