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Twitter、2月9日にTwitter APIの無料アクセスを終了
2023年2月2日 20:17
Twitterは2日、2月9日から「Twitter API」への無料アクセスのサポートを終了すると発表した。今後有料のプランを用意するが、詳細は来週発表予定としている。
Starting February 9, we will no longer support free access to the Twitter API, both v2 and v1.1. A paid basic tier will be available instead 🧵
— Twitter Dev (@TwitterDev)February 2, 2023
現在提供しているTwitter API v2とv1.1は無料では使えなくなる見込み。ブラウザやアプリからのツイートといった一般的なTwitter利用には影響は無いが、ツイートの自動投稿やTwitter連携によるログインなど、多くのサービスでTwitter APIは利用されている。有料のTwitter APIを利用したサービスもあるが、無料APIは幅広く多くの企業・サービスで活用されており、それらのサービスでは今後有料APIの契約が必要になるようだ。
仕様変更について、Twitterは「何年もの間、何億もの人が1兆を超えるツイートを送信し、毎週何十億ものツイートが送信されている。Twitterのデータは、世界で最もパワフルなデータセットの一つ」とし、開発者に向けて、「あなたが我々と一緒に開発を続けられるように、迅速かつ包括的なアクセスを可能にする」としている。
ただし、予告する仕様変更までわずか7日を残しての発表で、料金や詳細については「来週」に発表する。Twitterは、先日もサードパーティアプリの禁止を発表したが、その発表前に多くのアプリからのアクセスを停止するなど、告知・移行期間などを設けない急激な方針転換が続いている。
なお、Twitterまとめなどのサービスを提供するTogetherは、「NTTデータ提供の有料APIも使用しておりますので、有料APIの使用自体は急激な変更とは捉えていない」とのコメントを発表している。
Twitter API有料化に関し、Togetterをご心配いただきありがとうございます。
— Togetter(トゥギャッター) (@togetter_jp)February 2, 2023
弊社では、API有料化後も可能な限り対応予定です。NTTデータ提供の有料APIも使用しておりますので、有料APIの使用自体は急激な変更とは捉えておりません。
現時点では詳細が分からないため、続報を待っての判断となります。