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グランドセイコー、諏訪湖の水面を表した最新スプリングドライブ
2023年1月27日 08:00
セイコーウオッチは、「グランドセイコー」の新作として、信州・諏訪湖をモチーフにしたデザインの「SLGA021」を2月10日に発売する。スプリングドライブの腕時計で、価格は115万5,000円。
スプリングドライブ誕生の地であり、製造する「信州 時の匠工房」にもほど近い、信州(長野県)の諏訪湖がモチーフ。澄んだ空気や豊かな水量に恵まれた諏訪湖の特徴をグランドセイコーのブランド哲学を反映したデザインと組み合わせた。
諏訪湖の水面を「ミナモパターン」としてダイヤルに反映。立体的な陰影は職人が手で模様を掘り出した金型をもとに作られる。ダイヤルのカラーは深いブルーで、高低差のあるミナモパターンにより、夜明け前や湖面を渡る風、波がさざめく情景を描き出している。スプリングドライブ特有の、秒針のなめらかなスイープ運針により、湖畔の静けさと時の移ろいも表現する。
ケースなどは1967年発のグランドセイコー「44GS」で確立したデザイン文法を継承・進化させた「エボリューション9スタイル」のデザイン。高精度の鏡面・ヘアライン仕上げを組み合わせた、日本の美意識に呼応する造形が特徴になっている。
ムーブメントはスプリングドライブの「キャリバー9RA2」を搭載。厳寒期の信州地方で見られる霧氷を表現した「信州霧氷仕上げ」による繊細な質感で仕上げられる。パワーリザーブのインジケーターを裏蓋側に搭載する最新のムーブメントで、シースルーバックの裏蓋を通して残量を確認できる。精度は平均月差±10秒(日差±0.5秒相当)。自動巻きで、手巻きも可能、デュアルバレル搭載でパワーリザーブは約120時間(約5日間)。石数は38石。
ケース・ブレスレットはステンレススチール製。風防は内面無反射コーティングのデュアルカーブサファイアガラス。防水性能は日常生活用強化防水(10気圧防水)。ケース径は40mm、厚さは11.8mm。
