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Twitter、サードパーティアプリを禁止

Twitterは19日(米国時間)、開発者規約(Developer Agreement)を修正し、サードパーティアプリの提供を禁止した。

日本時間の13日頃から、複数のサードパーティ製Twitterアプリで、Twitterが利用できなくなっていたが、Twitterは18日に「古くからあるAPIルール」の抵触を示唆するツイートを行なった以外の説明はしてこなかった。利用不可になってから一週間近く経過し、明示的に規約を変更したこととなる。

新たな規約では、「ライセンス対象物(ツイートやAPI)を使用して、Twitterアプリに代わる、または類似のサービス/製品を作成すること」を禁止した。

use or access the Licensed Materials to create or attempt to create a substitute or similar service or product to the Twitter Applications;

サードパーティ製のTwitterアプリは、Twitter黎明期から数多く存在しており、古くはTwitterのiOSアプリもサードパーティの「Tweetie」を買収してスタートした。しかし先週以降、TwitterrificやTweetbot、Echofonなどのアプリが利用不可となっている。

サードパーティアプリ禁止の理由をTwitterでは明言していないが、広告表示を行なわないアプリが多いことから、Twitterの広告事業においてはマイナスと要素であると考えられる。ただし、多くのユーザーを抱えるアプリを移行期間を設けずに停止する姿勢には疑問は残る。