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JR東海、障がい者用ICカード 24年春開始

JR東海は、交通系ICカード「TOICA」において、2024年春を目途に障がい者割引が適用される利用者向けの新たなICカードサービスを開始する。

サービス対象は、第1種身体障害者または第1種知的障害者の大人と、介護する任意の1名。第2種身体障害者および第2種知的障害者はサービス対象外。

サービス内容は、本人用・介護者用を同時かつ同一行程で乗車する場合に、自動改札機にて割引運賃が適用される。障がい者用ICカードを、障がい者用の定期乗車券として利用することも可能。利用可能エリアは、JR東海および愛知環状鉄道の一部。

利用可能エリア

販売箇所はTOICAエリア内の係員のいるきっぷうりば。購入時には対象であることを確認するため、障害者手帳などを提示する必要があり、また本人用と介護者用の同時購入が条件となる。同カードは障がい者1名に対してTOICA2枚1組(本人用、介護者用)限りとなり、複数所有することはできない。

本人用・介護者用の別々または単独での利用は不可。また、利用時は障害者手帳などを携行するよう呼び掛けている。

カードの有効期限は1年間。更新時に窓口で障害者手帳などを提示し、サービス対象であることが確認できた場合には1年間有効期間を延長する。