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アプリで「チェーン規制回避ルート」「路面凍結予測」確認 カーナビタイム

ナビタイムジャパンは、カーナビアプリ「カーナビタイム」にて、「チェーン規制回避ルート」「路面凍結予測マップ」「路面凍結事故地点マップ」「冬期通行止め情報」の提供を開始した。

冬の安全運転をサポートするため、事前に路面や道路状況を確認し、積雪・凍結に対する準備、交通規制が発生した場合の回避ルートの走行ができる機能として提供する。

チェーン規制回避ルートは、ルート検索時に、タイヤチェーンを取り付けていない車両通行止め区間と、冬用タイヤ規制区間が含まれていた場合に、ルート検索結果にてその旨を表示。あわせて、規制区間を回避するルートを提案する。

チェーン規制回避ルート

路面凍結予測マップは、路面の凍結が予測されるエリアを、地図上に路面状態に応じて3種類の色分けで重畳表示。色分けの内容は、水色が「シャーベット」で路面に積もった雪が溶けて、シャーベット状になった状態、青が「凍結」で路面が凍っている状態、紫が「圧雪」で雪が踏み固められた「雪道」の状態。予測情報は、1時間前から、1時間ごとに最大24時間先まで確認できる。

路面凍結予測マップ

路面凍結事故地点マップでは、警察庁の「交通事故統計情報のオープンデータ」を元に、2021年に交通事故が起きた場所のうち、路面状態が「凍結」「積雪」だった全国約5,200カ所を地図上で確認できる。アイコンをタップすると、事故地点、当時の天候、昼夜、路面状況などの詳細情報を見ることができる。

路面凍結事故地点マップ

冬期通行止め情報は、VICSで配信されるリアルタイムの通行止め情報に加え、各都道府県や道路管理事務所の情報を元に、2021年度に冬期通行止めとなった区間(全国1,077カ所)を、地図上のアイコンと規制線で表示する。アイコンをタップすると、通行止めの期間などの詳細情報が表示される。前年度に冬期通行止めになった場所を事前に確認することで、天候の悪い日は別のルートにするなど、事故予防に役立つとしている。

冬期通行止め情報

ナビタイムジャパンは国土交通省の資料から、雪道で立ち往生してしまった車両のうち、冬タイヤを装着していても、そのうちの約90%はチェーン未装着だったというデータを紹介。また交通事故総合分析センター資料では、東京・愛知・大阪・広島・福岡といった降雪地域以外の都市部でも、1月の積雪・凍結時には、事故件数が突出して多くなっていることがわかるという。カーナビタイムの新機能の提供により、事故削減への貢献を図る。