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ドラマsilentで「世田谷代田駅」乗客22%増 駅で主題歌放送

世田谷代田駅

小田急電鉄は、ドラマ「silent」の最終回に向けた番組ロケ地での特別企画として、12月16日から世田谷代田駅で劇中音楽や主題歌「Subtitle」を放送。番組を楽しむ人々の「ロケ地巡り」を盛り上げる。期間は2023年1月31日まで。

16日から「silent」の劇中音楽「silent main theme」を小田急線 世田谷代田駅の改札口とコンコースで放送。さらに最終話を迎える12月22日には「Official髭男dism」が歌うドラマ主題歌「Subtitle」の歌詞付きバージョンをあわせて放送する。

ドラマ「silent」(フジテレビ系)は、川口春奈、目黒蓮(Snow Man)が主演。高校時代の同級生の紬(川口春奈)と想(目黒蓮)は、音楽という共通の趣味をきっかけに付き合うようになった。大学進学で東京・群馬で離れ離れになったある日、紬は想から一方的に別れを告げられてしまう。8年の月日が過ぎ、紬は駅で想の姿を偶然見かける。思わず声をかけるが彼にはその声が届いていなかった……。

世田谷代田駅は、Silentの作品の印象的なシーンに数多く登場。新宿駅から13分、下北沢至近の立地ながら広い空間に人影がまばらで閑散とした駅だった世田谷代田駅だが、Silentの放送後は、「ロケ地巡り」を楽しむ多くの人が訪問。小田急電鉄によれば、11月の世田谷代田駅の定期外乗降人員数は、ドラマが始まる前の9月と比較して22.7%増となった。

小田急電鉄では、ドラマが佳境を迎える中、ロケ地巡りをさらにワクワクした体験として楽めるよう、駅の改札口やコンコースでドラマの劇中音楽や主題歌を放送。主人公の2人が再会するシーンが撮影された駅前のベンチなど、「お気に入りのシーンを重ね合わせて、音楽とともによりドラマの世界観を感じられる」としている。世田谷代田駅で楽曲を放送する時間は、10時から18時まで。

小田急電鉄では、2022年4月から小田急線各駅やロマンスカー・通勤車両、直営の事業施設をCMやドラマ等の撮影舞台として利用できる「小田急ロケーションサービス」を開始。沿線には都心から住宅地、観光地などの様々なロケーションで、同サービスを通じたタイアップにより各地の魅力をアピールしている。

世田谷代田駅前(2022年3月)