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LINE NEWS、没入型の新UIに移行

LINEのニュースサービス「LINE NEWS」は、今後“個人化”を強化する。第1弾として、14日からLINE NEWSユーザーの約20%にあたる約1,500万人に向け、UIデザインを大幅に変更した「タイムライン」型を提供開始した。2023年春以降の全面移行を目指す。

LINE NEWSは、「やさしいニュース」をコンセプトに2013年7月にスタート。'17年にはLINEアプリ内に「ニュース」タブが誕生し、20代から30代をボリュームゾーンとして展開してきた。その後も、パーソナライズ配信の「FOR YOU」や、キーワードフォロー機能などを追加の“個人化”は進めてきたが、より“没入感”を高めるというタイムライン型に改めていく。

従来のカルーセル型のUIを改め、トップニュース以外は、FOR YOUによるパーソナライズ配信で、大きなサムネイルと縦スクロール型のUIのタイムライン型とする。

これにより、「一覧から選んで情報を消費する」という体験から、「タイムライン上でコンテンツをより深く消費する」という体験にシフト。LINE NEWSを「個人にマッチした情報を、その場で深く取得できる情報プラットフォーム」に変えていくという。

将来的には、よりニッチな情報やニュース以外のコンテンツとも連携するなどで、個人化を加速。例えば、友だちの興味・関心のあるニュースに触れたり、ユーザーが友だちとコミュニケーションを取りながらその場で音楽や漫画を体験する、予約や購入につなげていくなど、「読むだけの“消費“」から「予約・購入・会話などのアクションをともなう“体験“」への進化を目指すとしている。