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北海道の新球場 ナイター開催時は最寄駅に臨時列車

札幌~北広島間の列車停車駅(ナイトゲーム開催時)

JR北海道は、2023年3月開業の北広島市「北海道ボールパークFビレッジ」および新球場「エスコンフィールド HOKKAIDO」への鉄道アクセスについて、プロ野球ナイトゲーム開催時に臨時列車を運行することを発表した。

北海道ボールパークの最寄駅は、JR千歳線の北広島駅で、札幌駅からの所要時間は快速列車で18~22分、普通列車で23~27分。新球場の来場者交通分担率では、球場に満員の入場(35,000人)があった場合、39%にあたる13,500人(うち札幌方面11,500人)が鉄道を利用する想定となっている。

この多くの人が安全に利用できるよう、新球場でのプロ野球ナイトゲーム開催日には、帰りの時間帯に臨時列車の運転などを実施する。

北広島駅始発の札幌行き臨時快速列車を21時以降6本運転。このうち5本は北広島駅の発車時間が決められているが、もう1本は試合終了時刻にあわせて運転する。全車自由席で、途中停車駅は新札幌・白石。

「特別快速エアポート」の臨時停車も実施。快速エアポートよりも停車駅が少ない速達タイプの特別快速エアポートについて、ナイトゲーム開催日には札幌行きの2本が北広島駅に臨時停車する。

ナイトゲーム開催日の北広島駅札幌方面時刻表

そのほか、北広島駅を20時以降に発車する札幌方面行き列車について、すべて6両編成での運転として輸送力を確保する。

なお北広島駅発の最終列車は、札幌方面が23時31分発の手稲行き普通列車、千歳方面が0時21分発の千歳行き普通列車。

北広島駅では混雑に対応するため設備を改修。札幌方面ホーム(3・4番線)を延伸する。延伸部は、新球場でのプロ野球試合終了後の時間帯に使用することとし、4番線を着発する列車の停止位置を変更して混雑緩和を図る。停止位置を変更するのは、デーゲーム開催時が15時以降、ナイトゲーム開催時が20時以降に発着するすべての列車。

また、北広島駅にエレベーター改札口を新設。札幌方面・千歳方面それぞれのホームに各1基のエレベータがあるが、これまでは改札口がなく、利用の都度、駅係員へ申し出る必要があった。エレベーターの手前に自動改札機を設置し、スムーズに利用できる環境を整える。