ふたご座流星群、14日22時に極大 太平洋側は晴れて好条件

出典：ウェザーニュース

ウェザーニュースは、ふたご座流星群の活動が極大を迎える、12月14日夜～15日明け方の天気予報を発表した。

14日夜は日本付近は冬型の気圧配置。東日本や西日本の太平洋側の地域、北海道の道東では雲が少なく、晴れて流星観測に好条件となることが期待できるという。ただ、冷え込みも厳しいという。

一方、北日本や日本海側の各地では雪が降りやすい天候で、流星観測は難しい可能性が高い。

ウェザーニュースでは、14日21時～23時まで、YouTubeでふたご座流星群LIVEを配信するほか、星空ライブカメラも配信予定。

極大時刻は14日22時

国立天文台によると、ふたご座流星群は12月13日夜から14日明け方にかけてと、14日夜から15日明け方にかけての2夜に渡って、普段よりも目立って多くの流星が見られるという。ただ今年は、深夜には下弦前の比較的明るい月が昇り、月明かりの影響を受けるため、月が高く昇らないうちの夜半前の時間帯の観察がお勧めという。

今年のふたご座流星群の予想極大時刻は12月14日22時頃で、日本では条件良く観察できる。14日は、22時前に地平線から月が昇るため(東京の場合)、月が高く昇る前の21時から真夜中0時頃が観察に適している。このとき、空の暗い場所で観察した場合の流星数は、1時間あたり40個～45個と予想されている。真夜中を過ぎると、月明かりの影響が大きくなるため、空の暗い場所でも1時間あたり30個前後に減る見込み。

なお、極大前日の12月13日夜から14日明け方は、一夜を通じて、空の暗い場所で1時間に15個程度の流星が見られると予想している。

提供：国立天文台