ニュース

大容量ペットボトル回収機「ボトルスカッシュ DRV-200」関東初設置

寺岡精工の大容量モデルのペットボトル減容回収機「ボトルスカッシュ(DRV-200)」が、スーパーマーケット「ヤオコー 川越藤間店」にて12月1日より稼働を開始した。DRV-200の関東初設置となる。

DRV-200は7月に発売した、ペットボトル以外の缶や瓶、内容物が残っているボトル、ラベルやキャップ付きのボトルを自動検知し、回収を受け付けないペットボトル減容回収機。水平リサイクルに必要な資源として、よりきれいなペットボトルのみを確実に回収できるとしている。

そのほかボトルスカッシュシリーズでは、ボトルを約1/3に圧縮減容する。これにより、リサイクル過程での輸送にかかるCO2削減につなげる。

DRV-200は500mlペットボトル換算で、従来機(DRV-100T)の2.5倍の700本を収納可能。作業者の負担を考慮し、回収庫を350本ずつ2つに分け、1回の袋交換が重くなりすぎないようにしている。袋がいっぱいになった場合の重さは約7~8kg。片側が満杯になった際も反対側は稼働する。回収は2Lのペットボトルまで対応。

投入口は、子どもでも入れることができる約120cmの高さに設計。またヤオコーのマスコットキャラクター「ヤッポー」のデザインラッピングを回収機に施すことで親しみやすくし、「リサイクルの入り口」としての役割を担い、資源循環を推進する。

今後、ヤオコーとサントリー食品インターナショナルが進める「ボトルtoボトル」の水平リサイクルの取り組みに使用され、回収されたボトルはサントリーの飲料用ペットボトルとして再生・使用される。

ボトルスカッシュ DRV-200