ニュース

DeepL、日本で法人事業を強化

翻訳サービスの「DeepL」は、日本市場において法人向け事業を強化する。

ドイツ・ケルンのDeepLは、高性能な翻訳サービスとしてグローバル展開している。DeepLは2020年に日本語翻訳サービスを開始し、現在日本は世界第2位の市場となっている。同社では「日本人がこれまで有してきた言語に対する障壁の高さの表れと解釈できる」とし、日本市場の法人事業を強化する。

DeepLでは独自に調査を行ない、120の英語と日本語(英日・日英)へのテキストの翻訳を用いてブラインドテスト方式で日本の翻訳者に提示・評価依頼したところ、英日・日英の両方の翻訳でDeepLの翻訳品質が他のサービスより高い評価を得たという。

この翻訳品質を日本企業における海外の同僚や顧客とのコミュニケーションやコラボレーションに活用していく。

DeepLは、誰でも無料で利用できるが、文字数などに制限がある。DeepL Proにアップグレードすることで、より多くの文字の翻訳や用語集機能の利用が可能になる。