楽天ウォレットの暗号資産、9種類でユーザー間取引開始

楽天ウォレットは、ユーザー間で直接暗号資産を取り引きできる取引所形式の「証拠金取引所サービス」を11月下旬に開始する。日本円建ての9資産ペアが対象。同サービスではマイナス手数料も採用する。この証拠金取引所サービスは11月9日から一部ユーザーに先行提供する。

証拠金取引所サービスは、取引所形式の証拠金取引として、国内業界最多という9資産ペア(日本円建て)を取り扱う。

交換可能な暗号資産は、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)、リップル(XRP)のほかに、取引所形式の証拠金取引として国内初というステラルーメン(XLM)、テゾス(XTZ)、ポルカドット(DOT)、カルダノ(ADA)の4資産を加えた、合計9資産ペア。取扱暗号資産は今後も拡大する方針。

取引所形式での証拠金取引手数料は、世界でも多く導入されているマイナス手数料を採用。これは現在国内で唯一とする。

また、取引の利便性向上を目的に、同サービスでは高機能チャートプラットフォーム「Trading View」を無料で提供。取引価格の取得から発注まで自動で行なえるよう、APIも公開する。