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オカムラ コンテッサ20周年、ブラックとカッパーの特別カラー登場
2022年11月7日 17:23
オカムラは、ワークチェアのフラッグシップモデル「コンテッサ」の20周年を記念する特別色の2モデルを2023年3月に発売する。新設の個人向けECサイトにて販売予定。価格は現在未定。数量は2機種合計で100台の限定モデルとなる。数量の内訳は未定。またコンテッサ セコンダのレギュラーモデルとして、環境に配慮した素材を使用するバージョン「サーキュラーモデル」も追加する。
コンテッサは2002年に発表、2016年にコンテッサII(セコンダ)にリニューアルされ現在も販売されているフラッグシップモデル。コンテッサ セコンダのアニバーサリーモデルは、アルミフレームをスペシャルカラーでカスタイマイズしたモデルで、背中のフレームにはイタリア・イタルデザインとのコラボレーションモデルであることを示す特別なエンブレムも記される。
特別色となるアルミフレームのカラーは、「ディープブラック」と、「アクセントカッパー」の2種類。
オカムラ直営の個人向けECサイト「OKAMURA Lifestyle Store」は11月にプレオープン。2023年1月からアニバーサリーモデルの予約を受け付ける。アニバーサリーモデルは、同サイトのみで取り扱う。
サーキュラーモデル
コンテッサ セコンダには、廃棄物を採用した素材を用いるなどサーキュラーエコノミーの考えを適用した「サーキュラーモデル」を加える。発売は11月。機能は従来製品と同等。色はブラックのみになる。
サーキュラーモデルは日本の漁網をリサイクルした再生ナイロン「リアミド」を背と座の樹脂部分に使用。張材は座面にリアミドの糸と再生PET糸を編み込みオカムラが独自開発したニット素材「リネット」を使用。使用済みペットボトルからできたリサイクル繊維を原料にしたメッシュ素材も開発し背面に使用している。
座面のクッションはポリエチレン製「E-LOOP」(イーループ)で、100%のリサイクルが可能。イーループは三次元構造の編成樹脂網状構造体で、通気性と体圧分散性に優れる。場所によりクッションの固さを変える従来と同じ構造も継承する。
背面と座面の張材のバリエーションとして革もラインナップし、こちらは革製品として使用した後は肥料として土に還る素材「サーキュレザー」を使用。90%以上がバイオベース素材となる。