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「東急歌舞伎町タワー」23年4月14日開業。国内最大級ナイトエンタメ施設
2022年11月2日 16:09
東急と東急レクリエーションが新宿歌舞伎町で開発を進めている「東急歌舞伎町タワー」の開業日が、2023年4月14日に決定した。ホテルの開業は5月19日。地下1階から地下4階のライブホール「Zepp Shinjuku(TOKYO)」の夜間時間帯における新たな空間活用として、ナイトエンターテインメント施設「ZEROTOKYO」を展開する。
東急歌舞伎町タワーは、劇場「THEATER MILANO-Za」、ライフスタイルホテル「HOTEL GROOVE SHINJUKU」、映画館「109シネマズプレミアム新宿」、ライブホール「Zepp Shinjuku(TOKYO)」を中心とした、地上48階・地下5階、高さ約225ｍの超高層複合施設。低層階では、飲食、アミューズメント、イベントエリアや、次世代型アトラクション体験施設、ウェルネスエンターテインメント施設を展開する。施設コンセプトは「好きを極める」。
今回発表されたZEROTOKYOは、地下2階から地下4階の3フロア・5エリアで構成される国内最大級のナイトエンターテインメント施設。コンセプトを「ENTERTAINMENT JUNCTION」とし、音楽、DJ、空間演出、パフォーマンスなど、あらゆるエンターテインメントコンテンツを集め、交差させることで、これまでにない新たなエンターテインメント体験を生み出し、さまざまな人の“好きを極める”場となることを目指す。
また、新宿歌舞伎町の地で培われてきたナイトエンターテインメント文化を礎としながら、未来へ向けた挑戦を続け、世界に向けて新たな発信をするとしている。
ZEROTOKYOでは国内外のアーティストを招聘する計画。運営は、東急、東急レクリエーション、ソニー・ミュージックエンタテインメントの3社からなる合弁会社・TSTエンタテイメント。東急グループが持つ施設運営のノウハウと、ソニー・ミュージックエンタテインメントが持つコンテンツ開発・提供のノウハウを活かし、ナイトエンターテインメントシーンのさらなる活性化を図る。
東急歌舞伎町タワーの所在地は、東京都新宿区歌舞伎町一丁目29番1号。敷地面積は4,603.74m2、延床面積は約87,400m2。
劇場・映画館・ホテル・ライブホールでのエヴァコラボで“好きを極める”
施設コンセプトの“好きを極める”を具現化する施策第1弾として、「エヴァンゲリオン」を題材とした「EVANGELION KABUKICHO IMPACT」を実施する。
東急歌舞伎町タワーの前身である「新宿TOKYU MILANO」は、「新世紀エヴァンゲリオン」劇場版のメイン上映館として、1997年公開の「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生(DEATH&REBIRTH)」を皮切りに、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版：序」「：破」「：Q」に至るまで、全作品を上映したというゆかりがあり、その大ヒットと社会現象により“聖地”と謳われたという。
その後も、2019年に施設の工事現場を利用した「シン・エヴァンゲリオン劇場版 AVANT1 0706版』の屋外上映会の開催、仮囲い壁面を活用した「新宿アートウォール・プロジェクト」における現代美術家・開発好明氏によるエヴァンゲリオンの世界観を表現したアート作品「Evangelion Styrofoam」の掲出など、関連催事も行なってきた。
今回のEVANGELION KABUKICHO IMPACTでは、劇場、ホテル、映画館、ライブホールの4つのエンタメ施設およびホテルで実施。
劇場のTHEATER MILANO-Zaでは、世界的な演出家、振付家であるシディ・ラルビ・シェルカウイ氏による「舞台・エヴァンゲリオン Beyond」(仮)を、こけら落とし公演として実施する。公演期間は'23年5月。
ホテルのHOTEL GROOVE SHINJUKUでは、客室1フロアをエヴァンゲリオンの世界にアレンジした、エヴァンゲリオンファンのためのホテル「LIFESTYLE HOTEL EVA」を展開する。客室では各パイロットをテーマとしたインテリア、スペシャル映像やオリジナルグッズを用意。レストランではオリジナルコラボレーションドリンクやフードなど限定メニューを提供する。
映画館の109シネマズプレミアム新宿では、「『エヴァンゲリオン』関連映画祭」(仮)と銘打ち、エヴァンゲリオンシリーズおよび関連映画作品を上映する。
ライブホールのZepp Shinjuku(TOKYO)では、「残酷な天使のテーゼ」「魂のルフラン」など、主題歌や関連楽曲を歌ってきた高橋洋子氏によるスペシャルライブを実施する。エヴァンゲリオンシリーズをテーマとした初の単独有観客公演となる。公演日は'23年5月28日。
