ドコモとアスターネットワーク、Web3普及で協力

NTTドコモと日本発のパブリックブロックチェーン「アスターネットワーク」を開発するStake Technologiesは、Web3の普及に協力して取り組む基本合意を締結した。

これにより、Web3の特徴のひとつである分散型自律組織(DAO)の考え方を活用した社会課題解決プロジェクトを開始。地方創生や環境問題への対応など、現代社会が抱える様々な課題に対して、両社が協力してWeb3の技術を使った解決策を立案する。

Web3は、ブロックチェーン技術を活用し「分散化」や「トークンエコノミー」などの仕組みを取り入れた次世代のWeb。Web3の拡大により、従来の経済原理だけでは実現が難しかった課題解決や経済圏の形成が期待されている。

一方で、Web3は技術の黎明期にあり、認知不足、利用方法の難解さ、安心な利用環境の整備不足といった課題も存在。ドコモの知見とアスターネットワークの技術や運営ノウハウを組み合わせることで、これらの課題解消を目指すとしている。