U-NEXT、オリジナルコミック参入。マンガIPからヒット動画作品を

動画配信や電子書籍サービスを展開するU-NEXTは、オリジナルコミックレーベル「U-NEXT Comic」を立ち上げ、11月1日からU-NEXT先行で配信開始する。まずは、5作品から配信開始し、以降は毎月2～3作品の新作を発表する。

U-NEXTは、動画配信だけでなく電子書籍も統合したサービス展開をしており、2019年には動画とブックジャンルを統合。1つのアプリで「観る」「読む」を楽しめるサービスとし、2021年には「オールインワン・エンターテイメント戦略」として、動画・書籍・音楽を楽しめるサービスに強化している。

今回のコミックレーベルは、IP(知的財産)開発のための施策の一環で、オリジナルコミックの開発を機会に動画配信サービスならではの映像化も視野に入れながら新作を発表していくという。

U-NEXT Comicでは、ハネコイ(心ハネる恋がいっぱい!)、ゼロスト(強い刺激でストレス発散!)、ゲキヌマ(ちょっと過激で沼落ち注意!)の3つの少レーベルを用意する・

初回のコミックは以下の5作品で、いずれも各話110円。

• 五⼗嵐夫妻は偽装他人(作者：海石ともえ。レーベル：ハネコイ)
• 人気俳優、中⾝はうちの猫。(和時シキ。ハネコイ)
• 異世界乙女喫茶(時十葉あい。ハネコイ)
• 最強世界でよわよわな僕らが救世主かもしれない(音霧爽。ゼロスト)
• 絶命回廊カグラ(冨田洋⼀郎。ゼロスト)

U-NEXTのIP戦略では、2020年8月に文芸小説を「オリジナル書籍」として配信開始。これまで23作品を展開してきた。今回、オリジナルコミックも手掛けることで、コンテンツ制作も強化していく。