ニュース
マンション棟内全戸に直接光回線接続する「auひかり マンションギガ(10Gbps)」
2022年10月27日 11:00
KDDIは、マンション棟内の全戸に直接光回線を接続し、入居者が通信速度 上り下り最大10Gbpsのインターネットを利用できる「auひかり マンションギガ(10Gbps)全戸一括加入型」の受付を10月27日から開始する。マンションデベロッパー向け全戸一括加入型のFTTHサービスとして展開する。
テレワークやオンライン授業の急速な普及、オンラインゲームなどeスポーツの人気拡大で、上り下り双方向の通信速度や低遅延なインターネットサービスのニーズが高まっている。auひかり マンションギガ(10Gbps)は、KDDIの通信局舎からマンションまで専有の最大10Gbpsの光回線で接続し、他のトラフィック影響を受けにくく、高速で安定した通信を利用可能にする。
これにより、4K/8Kなどの高画質な動画配信サービスのほか、テレワークやオンラインゲームなど上り下り双方向の通信速度と安定性が求められる場面でも快適に利用できるという。
入居者には、光回線のONU(回線終端装置)とホームゲートウェイが一体化した「BL3000HM」を提供。宅内の省スペース化を実現するほか、帯域幅の広い6GHzの周波数帯域に対応した「Wi-Fi 6E(IEEE 802.11ax)」に対応し、最大10Gbpsのインターネットを最大限活用できる。
マンションデベロッパーは、同サービス導入により、マンションの付加価値として高速インターネットサービス付きのマンションを提供可能になる。また、マンション共用部へのルーターやスイッチなどの電気的設備の設置が必要ないため、省スペース・省エネ化を図れる。加えて、運用保守や故障時の入居者問い合わせ対応などもKDDIが担当するため、インターネットに関するマンションの管理業務も軽減できるという。
提供エリアは、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県の一部。同サービスは、2025年度竣工予定の「高輪ゲートウェイシティ(仮称)住宅棟」での導入を予定している。マンション各戸の利用料金については、マンションの管理費などを通じて請求される。
