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ソニーワイヤレスイヤフォンが「マルチポイント」対応。LinkBudsはTeamsモデル
2022年10月26日 13:56
ソニーは、耳穴を塞がない完全ワイヤレスイヤフォン「LinkBuds」の新モデルとしてMicrosoft Teamsの認定を受けた「LinkBuds UC for Microsoft Teams」(WF-L900UC)を11月25日に発売する。価格はオープンプライスで店頭予想価格は30,000円前後。カラーはグレーで、PC/Mac接続用のUSB Type-Aドングルが付属する。
Web会議やコミュニケーションに用いるMicrosoft Teamsに最適化したワイヤレスイヤフォン。発売中のLinkBudsは、Bluetooth接続のみだが、LinkBuds UC for Microsoft Teamsは、Bluetoothのほか、付属のUSBトランシーバーと接続でき、PCやMacに対応する。
これにより、Bluetoothはスマホ、USBトランシーバーでPCにといった形で2台で同時接続し、機器間のシームレスな切り替えが行なえる。例えば、PC以外の機器で音楽を聴いていた場合も、PCとの再接続なくMicrosoft Teams会議の通話へ切り替え応答できる。
LinkBuds UC for Microsoft Teamsの特徴として、ヘッドホンのタップ操作でTeamsのマイクをON/OFF可能。また、Teamsの受話、最前面表示、挙手の操作にも対応する。ヘッドフォンUSBドングル経由時の連続通話時間は最大2時間。
その他の主な仕様は、発売中のLinkBudsとほぼ共通。耳穴を塞がない開放的なデザインとし、長時間の利用が可能となる。
また、発売中のLinkBudsやLinkBuds S、WF-1000XM4の完全ワイヤレスイヤフォン3製品が、Bluetoothのマルチポイント接続に対応する。これにより、スマホとPCなど、2台のBluetooth機器との同時接続やシームレスな機器切り替えが可能となる。アップデートは、LinkBudsシリーズが11月17日、WF-1000XM4が今冬を予定している。
なお、LinkBuds UC for Microsoft Teamsは、Bluetooth 1系統とUSBトランシーバーの1系統となり、Bluetoothでのマルチポイント接続には対応しない。
LinkBuds Sにウォーターサーバー再生のマーブル
また、ワイヤレスイヤフォン「LinkBuds S」にはマーブル柄の新色「アースブルー」を追加。11月4日から発売する。価格はオープンプライスで店頭予想価格は26,000円。
主な仕様は発売中のLinkBuds Sと共通だが、再生素材を用いた新たなデザイン表現が特徴となる。
本体とケースに市場回収したウォーターサーバーボトルから生成した再生素材を使用し、マーブル柄を表現。この製品のために新たに開発し、従来の再生素材と、ウォーターサーバーボトルから生成した高い粘性をもつ再生素材を配合し、マーブル柄の風合いを生んでいる。一つ一つの商品の柄があえて異なるようにデザインされ、「世界に一つだけのデザイン」としている。
また、LinkBudsシリーズは全機種で、本体とケースの樹脂素材に工場回収の樹脂を活用した再生プラスチックを使用し、個装パッケージでのプラスチック不使用を実現。さらに、新色を含むLinkBuds S全色の売上の一部を寄付、10月26日から1台の販売につき2ドルを国際環境NGOコンサベーション・インターナショナル(CI)へ寄付する。