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一人ひとりのランニングフォームを分析「ASICS RACE REPORT」

アシックスジャパンは、レース中の計測データに基づいてスタートからゴールまでのランニングフォームとペースの変化を振り返り、今後へのアドバイスやトレーニング推奨を受けられるデジタルサービス「ASICS RACE REPORT(アシックスレースレポート)」の展開を10月24日より開始する。オンライン上の専用ページから申し込みをし、好きなレースの分析結果をレポートとしてブラウザ上で受け取れる。価格は、1回のレース分析につき5,500円。

「ASICS RACE REPORT」の特徴は、一般的なレース・ランニングイベントで提供されている完走証や記録証と異なり、レース全体を通じたランニングフォームの変化を詳細に分析したフィードバックが受けられる点。

'21年3月より展開している、カシオ計算機と共同開発したランニング向けスマートフォンアプリ「Runmetrix」と専用ウエアラブルデバイス「モーションセンサー CMT-S20R-AS」を用いることで、ランニングフォームに関する20項目以上のデータを計測。その後、アシックスの無料会員サービス「OneASICS」のIDと連携することでレポートが作成される。ユーザー自身がモーションセンサーでデータを計測するため、開催場所やレース形式、走行距離を問わず分析対象にできる。

レポートでは、アシックススポーツ工学研究所が開発した独自のアルゴリズムにより、レース中盤・序盤・終盤各時点におけるランニングフォームの分析結果に加え、レース全体を通したペースの変化やペース配分を振り返ることが可能。さらに、走り方の傾向やペース配分に基づいたトレーニング方法の紹介など、次のレースに向けたステップアップをサポートするという。