山手線外回り 大崎～池袋、1月7-8日運休。渋谷駅山手線ホームが1つに

渋谷駅の山手線内・外回り同一ホーム化に向けた外回り線路切換工事のため、2023年1月7日・8日の山手線大崎～渋谷～池袋間の全ての外回り列車が運休となる。内回りは本数を減らして運転、湘南新宿ラインは通常運転、相鉄線直通列車は新宿～池袋間を延長して運転する。

列車運休時間帯は2023年1月7日初電から8日終電まで。2015年より進められていた渋谷駅改良工事に伴う運休で、工事後は山手線内・外回りホームが1つになる。工事時間帯は1月6日22時から9日初電までで、約53時間30分。工事時間中も各改札口は通常どおり利用できる。

運休中、外回りは大崎駅で東京方面に折返し運転、池袋～東京～大崎間では本数を大幅に減らして運転する。内回りは池袋～渋谷～大崎間も運行するが本数を減らし、一部は池袋駅で上野方面に折返し運転となる。

そのほか、京浜東北・根岸線は快速運転中止で終日各駅停車のみ、埼京線・りんかい線は新木場～大崎～赤羽間を増発、相鉄線直通列車は新宿～池袋間を延長して運転する。湘南新宿ラインは通常運転。臨時列車の大崎～新宿間は、埼京線・湘南新宿ラインの線路を使用する。

運休中は埼京線・湘南新宿ラインや、運転本数が減少する山手線の混雑が予想されることから、振替輸送を実施する路線の利用や迂回乗車を促している。振替輸送は、東京メトロ、都営地下鉄、東京臨海高速鉄道、西武鉄道、東急電鉄、京浜急行で実施される。振替輸送の利用には運休区間のきっぷ・定期券・回数券等が必要。

また、道路にも影響があり、旧大山街道(渋谷駅前交差点～宮益坂下交差点)が通行止めとなる。通行止め時間帯は1月7日0時頃から7日9時頃、7日22時頃から8日9時頃。その他時間帯でも車線規制がある。

切換工事に伴う駅施設の変更もあり、1月4日終電後に、現在の山手線外回りホームの屋根の一部が撤去される。このため1月5日と6日は、降雨の場合はホームの床が滑りやすくなる可能性がある。

そのほか、切換工事にて増設したハチ公改札(1階)～山手線ホームの階段を使用開始する。1月下旬には中央改札(3階)～山手線ホームに新設する通路・階段・エスカレーターが使用開始となる予定。

なお、悪天候等により工事を実施できない場合は2023年4月14日から17日に延期されるが、その場合も1月7日初電から8日終電までの列車は運休となる。

渋谷駅における線路切換工事は5段階のステップで進められており、今回は4段階目のステップとなる。