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タグ・ホイヤー×マリオカート、機械式腕時計のコラボモデル登場
2022年10月14日 13:31
LVMH ウォッチ・ジュエリー ジャパンは、腕時計ブランド「タグ・ホイヤー」における、任天堂とのコラボレーションウォッチの第2弾を発表した。今回は腕時計「フォーミュラ1 クロノグラフ」と、任天堂のゲーム「マリオカート」とのコラボレーションモデル2機種となっている。機械式の腕時計で、クロノグラフは価格が517,000円、数量は限定3,000本で、10月20日に発売される。トゥールビヨン・クロノグラフは価格が309万1,000円、数量が限定250本で、10月に発売される。
タグ・ホイヤーと任天堂とのコラボモデルは、第1弾として2021年7月にWear OS搭載のスマートウォッチ「タグ・ホイヤー コネクテッド×スーパーマリオ リミテッドエディション」が発売されている。第2弾の今回は、レースをモチーフとしたタグ・ホイヤーのコレクション「フォーミュラ1」と、任天堂のレースゲーム「マリオカート」のコラボ。電池・電気を使用しない機械式の腕時計で、クロノグラフ(ストップウォッチ)モデルになっている。
どちらのモデルもレッドのステッチとライニングがあしらわれたブラックカーフレザーストラップが付属。ストラップ表面には“独特なエンボスパターン”が施される。フォールディングバックルにはマリオのMマークが刻印。ブラックの特製ウォッチボックスとトラベルポーチも付属する。
タグ・ホイヤー フォーミュラ1 × マリオカート リミテッドエディション クロノグラフ
「タグ・ホイヤー フォーミュラ1 × マリオカート リミテッドエディション クロノグラフ」(CAZ201E.FC6517)は、ポリッシュ仕上げのセラミック製タキメーターベゼルに、夜光塗料のスーパールミノバが塗布されたマリオカートのロゴを配置。2時位置のプッシャー(ボタン)とリューズにはレッドラッカーのリングが施され、リューズにはマリオのMマークも刻印される。ステンレス製の裏蓋にもレースカーに乗るマリオのシルエットが刻印される。
ダイヤルはサーキットをモチーフにしたチェッカーパターンで、サブカウンターにはアスファルトテクスチャーが施される。9時位置のスモールセコンド(時刻表示の秒針)はレッドで縁取られ、レースカーに乗るマリオが配置されている。センターのクロノグラフ針はレッドのラッカー仕上げ。クロノグラフ積算計やダイヤル外周にも象徴的なカラーであるレッドが配される。
さらにカレンダーの日付が表示される表示窓では、マリオカートのゲーム中で入手するアイテムのように「日付の代わりにキラーやバナナなどが時折表示されるサプライズ」が楽しめるという。
ムーブメントは機械式で自動巻きのクロノグラフ「キャリバー16」を搭載する。ケースはステンレススチール製、ベゼルはセラミック製。風防はフラットなサファイアクリスタル。ケース径は44mm。
タグ・ホイヤー フォーミュラ1 × マリオカート リミテッドエディション トゥールビヨン クロノグラフ
「タグ・ホイヤー フォーミュラ1 × マリオカート リミテッドエディション トゥールビヨン クロノグラフ」(CAZ5080.FC6517)は、グレード5のチタン製ケースを装備。裏蓋はサファイアガラスのシースルーバック。ダイヤルは一部の機構が見えるオープンワークで、12時位置にはカートのタイヤをイメージした歯車が見える仕様。
6時位置にあるトゥールビヨンのケージの周りにはスーパールミノバが塗布されており、マリオ、トゲゾーこうら、キラーがトゥールビヨンのキャリッジに乗って1分間に1回転する様子を楽しめる。
なおトゥールビヨンは、機械式腕時計の精度を司る「脱進機」をユニットにしてゆっくりと回転させ、時計の姿勢差(=重力の影響)による精度の偏りを解消しようとする仕組み。部品点数の増加に加えて、高いパーツ精度、高度な組み立て・調整技術が求められることから、機械式時計における三大複雑機構のひとつに数えられ、一般に非常に高価格になる。
ムーブメントは機械式で自動巻きのトゥールビヨン・クロノグラフムーブメント「キャリバー ホイヤー02T」を搭載。精度はCOSC認定済み。ケースはチタン製、ベゼルはセラミック製。風防はフラットなサファイアクリスタル。ケース径は45mm。