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Google、クラウドゲーミングChromebookを発表
2022年10月12日 11:36
Googleは11日(米国時間)、「クラウドゲーミングChromebook」を発表した。Acer、ASUS、レノボとともにクラウドゲーム向けに作られた世界初のラップトップとアピールし、10月から米国で発売する。
9月29日に自社のクラウドゲーミングサービス「Stadia」終了を発表したGoogleだが、Chromebookにおいては、ゲーム対応を強化していく。
クラウドゲーミングChromebookとして、Acer Chromebook 516 GE、ASUS Chromebook Vibe CX55 Flip、Lenovo Ideapad Gaming Chromebookの3機種を発表。リフレッシュレート120Hz以上の高解像度ディスプレイと、ゲーミングキーボード、Wi-Fi 6またはWi-Fi 6Eの無線LAN、没入感あるオーディオ体験などが特徴となる。
これらのクラウドゲーミングChromebookでは、ゲームパフォーマンス測定プラットフォーム「GameBench」による独自のテストにより、毎秒120フレームのゲーム体験と、コンソールクラスの85ms以下の入力レイテンシーを検証。NVIDIAと提携し、「GeForce NOW」で最上位のRTX 3080をサポートすることで、Fortnite、Cyberpunk 2077、Crysis 3 Remasteredなどのタイトルを最大1600p解像度、120fpsでストリーミングできるという。
また、Microsoftとも協力し、「Xbox Cloud Gaming(Beta)」をChromebookに導入。Forza Horizon 5、Grounded、Microsoft Flight Simulatorを含む数百のゲームライブラリを提供し、Xbox Game Pass Ultimateのサブスクリプションでアクセスできるようになる。
クラウドゲーミングChromebookでは、Xbox Cloud Gaming(Beta)、NVIDIA GeForce NOW、Amazon Luna(米国のみ)という3つのクラウドゲームプラットフォームをサポート。クラウドからPC/コンソールゲームをフルに楽しめる。
また、Acer、Corsair、HyperX、Lenovo、SteelSeriesなどの周辺機器メーカーとも提携し、マウス、ヘッドセット、コントローラなどの周辺機器を認定する「Works With Chromebookプログラム」も展開する。
Googleでは、「ChromebookがゲーミングノートPCとして知られていないことは、我々も理解している。多くの人々は、Chromebookを生産性(仕事・学校)とストリーミング(映画・テレビ・音楽)向けだと考えている。しかし、新しいクラウドゲーミングChromebookは、ゲーマーとして見られていない「覆面」ゲーマーに完璧なデバイス。Chromebookに変装した、究極のクラウド・ゲーミング・マシン」とアピールしている。