ニュース
YKK 止水ファスナーに環境配慮型。より軽くフラットに
2022年10月11日 12:10
YKKは、テープ部分に再生PETを使用する環境配慮型止水ファスナー「AquaGuard NATULON」(アクアガード ナチュロン)を開発、従来品から切り替えていくと発表した。
新開発の止水ファスナーは、テープ部分に再生PETを使用。撥水加工は、製造工程で環境負荷が高いとされるフッ素を使わない、フッ素フリー撥水剤を標準仕様にする。フッ素フリーへの切り替えは、欧州などにおける有機フッ素化合物使用の規制強化にも対応する。
また開閉時の重さを改善する操作性の向上と、ファスナー表面がよりフラットになる外観の改善も実現した。
従来のAquaGuardは2002年に販売を開始。テープ部分にポリウレタンフィルムを貼り付けて撥水加工を施した止水ファスナーで、さまざまなスポーツ・アウトドアウェア、リュックなどに採用されている。今後は、2022年10月から約1年をかけて、従来のAquaGuardから環境配慮型のAquaGuard NATULONに切り替えていく方針。