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Tポイント株式投資の「ネオモバ」、SBI証券と経営統合

「Tポイント投資」が特徴のSBIネオモバイル証券は、2023年3月13日をもってSBI証券と合併する。SBI証券を存続会社とする吸収合併方式で経営統合を行なう。2019年4月にスタートしたSBIネオモバイル証券の「ネオモバ」は、4年弱で終了することとなる。

「ネオモバ」は、Tポイントを使って株式投資できるスマホ証券サービスとして、2019年4月にスタート。若年層・投資初心者をターゲットとし、日々の生活で貯めたTポイントで、簡単に少額から取引できる点を特徴としている。

一方、グループ会社で業界大手のSBI証券でも、'19年7月にTポイントをためる/投資に使うサービスを追随して開始。さらに、その後に三井住友カードのクレジットカードが決済に使える投信積立サービスや、Pontaポイントをためる/投資に使えるサービス、dポイントをためるサービスなどを展開し、こちらも若年層・投資初心者を中心に支持されてきた。

こうした状況下で、SBIグループのリソースを集中させるため、経営統合を決定。SBI証券のもと個人投資家の資産形成を支援していく。

現在のネオモバのサービスは、'23年3月13日の経営統合までは引き続き利用可能。経営統合後は、SBI証券内の独立サービス「ネオモバコース」として継続される。なお、ネオモバでの口座開設は10月7日夕刻頃(予定)をもって新規申込受付を停止する予定。経営統合後のサービスの詳細は、順次Webサイトで告知する。