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LINEのトーク引き継ぎに新機能。バックアップ用PINコードで履歴復元

バックアップ用のPINコード

LINEのトーク引き継ぎに関する機能がバージョンアップした。LINEのVer.12.13.0でのアップデートとなるが、日本において20日から順次提供開始する。

今回の新機能では、紛失・故障時など、操作できる状態の旧端末が手元にない場合にも、あらかじめ登録した「バックアップ用のPINコード」(6ケタの数字)を新端末で入力することで、直近14日間のトーク履歴が復元できるようになる。

トーク履歴のバックアップ

LINEでは、万が一の備えとして「バックアップ用のPINコード」を設定することを推奨している。なお、「すでに以前のスマホが全く使えない」(LINEもSMSも受け取れない)、「電話番号が変わった」、「普段PC版LINEを利用することはない」の3点に全て当てはまる場合は、この機能は利用できない。

なお、LINEでは6月からQRコードを使って「LINE」アプリのアカウントを移行できる「かんたん引き継ぎQRコード」を開始。同機能を利用すると、AndroidからiOS、iOSからAndroidなど、異なるOS間でのアカウント移行時の「トーク履歴」の移行にも対応している(トークの移行は直近14日間分のみ)。

LINEの引っ越しで、「直近14日間のトーク履歴が復元される」のは、以下の条件となる。

  • 旧端末がある場合:「かんたん引き継ぎQRコード」でのアカウント引き継ぎ・それに伴うトーク復元を行なう
  • 旧端末がない場合:従来の方法でアカウント引き継ぎを行なった後、「バックアップ用のPINコード」によるトーク復元を行なう