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忙しい人の“ゆとり時間”を作る「Yohana」 月額1.8万円。パナ子会社
2022年9月13日 12:53
パナソニック ホールディングスの100%出資子会社 Yohanaは、忙しい家族のくらしを専門チームがサポートするファミリーコンェルジュサービス「Yohanaメンバーシップ」を9月15日から神奈川県でサービス開始する。月額18,000円で、様々な「くらしのTo-do」処理をサポート。今後、順次提供エリアを拡大していく。
「Yohanaメンバーシップ」は、家族の忙しいくらしを専門家チームがサポートするサブスクリプション型サービス。Yohanaアプリから日常の困りごとをや「To-do」を専門家チームに相談して、解決を図れる。
日常的なTo-doとは、例えば一週間の夕食の献立を考える、週末のお出かけ先を探す、子連れに優しい個室のあるレストランを調べる、子どもの誕生日会の飾り付けやプレゼントの手配、子どもの習い事の提案、旅行先の提案や手配など。
Yohanaメンバーシップは、「ガイド」「スペシャリスト」「リサーチャー」のチームから構成されるほか、各分野の専門家や外部パートナーとの独自のネットワークと連携しながら、チーム全体で利用者の人生をサポートする。利用者が「がんばりすぎない」よう「頼りやすい」サービスを目指すという。
理想のくらしを実現するために、長期的にサポートする専属のパートナー
要望やお困りごとを深く理解し、日々のを一緒に解決して、日常を支える
To-doを解決するために、様々な分野の専門知識で調べる
リアルな課題を解決する、各業界の信頼できるパートナーとのネットワーク。日本では、独自のトレーニングを受けたのスタッフが対応する信頼性の高いプライムプロサービスをリーズナブルな価格で提供する
To-doの作成、スペシャリストへの依頼、チャット、進行中のTo-doの進捗確認などを簡単に行なえる
Yohanaでできることの一例は以下の通り。
- 1週間の夕食の献立を提供
- 子供の口に合うミールキットの調査と手配
- あなたにとって重要なイベントのリマインダー
- 夏休みの旅行の企画から手配まで
- 家族への誕生日プレゼント選び
- 出産したばかりの友人への出産祝いの手配
- コロナ禍で会えてない遠方にいるご両親へのプレゼントや差し入れ
- 子供へおすすめ絵本の紹介
- 信頼できる料理代行の手配
- プロクリーニングの手配
- テーマパークを満喫するためのプラン作成
- 子供の誕生日における撮影会の企画、手配
- 夫婦水入らずの時間を作るため、ベビーシッターの手配
米国で展開しているYohanaメンバーシップでは、シアトルにおいて1,000件以上の家族、2万以上のto-doを処理し、週に8-10時間のゆとり(可処分時間)が生まれたと評価された。また日本でのフィールドトライアルでも92%が評価しているという。
日本展開においては、安心・安全の要求が高いと判断し、家の中に入るサービスでは、Yohanaがサービス品質を保証するプロ「Yohanaプライムネットワークプロ」が作業を担当するなど、国や地域にあわせた対応も行なっている。
月額料金18,000円で「To-do頼み放題」のサービスとなるが、開始キャンペーンとして9月15日から12月12日までに申し込んだ人は、月額8,000円で1年間利用できる。
日本流のウェルビーイングを実現。パナソニックやパートナーと連携
Yohana創業者のヨーキー松岡氏は、Yohana設立前にはGoogleの副社長やNestのCTOを努めており、Nest以前は、Google Xのイノベーション責任者と共同創業者、Appleの副社長、ウェアラブルヘルステクノロジーの新興企業であるQuanttusのCEOなどを歴任してきた。現在はパナソニックHDの執行役員も努めている。
Yohanaのサービスは、「なりたい自分になるための、人間視点のテクノロジーを開発する」という自身のミッションを体現したものと表現。ワンストップで家族に寄り添い、ウェルビーイングが実現できるサービスとして「Yohanaメンバーシップ」を展開し、「核家族化と共働き家族が増える日本において、家族のくらしを良くすることに貢献する」とした。
今後は、パナソニックの家電製品などとの連携強化も想定。また、パナソニック以外のサービスとのコラボレーションも強化していく方針。