ファミマ、Amazonなどの支払いがマルチコピー機要らずに

ファミリーマートは、ウェルネットのスマホバーコード決済「stanp(スタンプ)」をコンビニエンスストアでは初めて導入し、スマホからレジでAmazonなどの支払いに対応する。9月13日から全国のファミリーマート約16,600店で取扱い開始する。

従来ファミリーマートでは、Amazonや高速バスなどの各種代金の支払い時に、スマートフォンに表示される番号を、店舗に設置されているマルチコピー機で入力し、発券された申込券をレジに持参する形(番号方式)をとっていた。今回の「stanp」導入により、マルチコピー機での番号入力が不要となり、スマホに表示されるバーコードを店頭レジで直接読み取ることで、支払いが可能となる。

マルチコピー機での番号入力が不要なため、利用者の利便性が向上するほか、マルチコピー機操作などの問い合わせが減るため、店舗スタッフの業務負荷軽減も見込む。また、stanpは店頭でバーコードを読み込んだ際に、ウェルネットに請求情報の照会とその結果応答を実施してから決済するため、常に請求情報が最新の状態となり、二重払いリスクを防止できるという。

ウェルネットの「マルチペイメントサービス」は、Amazonをはじめとする大手ECサイトなど約3,000社の決済で利用されている。ウェルネットでは、stanpをファミマ以外のコンビニにも拡大していく計画。