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「イオン天王町SC」10月18日開業。イオンスタイル・ユニクロ・無印

イオンリテールは、横浜市保土ケ谷区にて「イオン天王町ショッピングセンター」を、10月18日に開業する。核店舗として「イオンスタイル天王町」を展開するほか、ユニクロ、無印良品、3COINSなどが出店する。

2020年に一時休業した旧イオン天王町店から全館を建て替え、イオン天王町ショッピングセンターとして開業する。「生活者起点で地域とつながる普段使いの体験拠点」をコンセプトに、イオンリテールの最新フォーマットを揃えたとしている。

売場は3フロアで、1階がフード・ウエルネス、2階がライフスタイルファッション・カルチャー、3階がキッズ・ファミリー・スポーツという構成。

1階は生鮮食品や冷凍食品売場をはじめ、「イオンリカー」や食のセレクトショップ「カフェランテ」、レストラン、カフェ、美と健康づくりをサポートする「グラムビューティーク」など、食品や日用品など生活必需品がワンストップで揃うフロアとしている。

冷凍食品については、日常使いから名店メニューまでを取り扱う“提案型”売場を展開。「俺のイタリアン」「俺のフレンチ」のメニューを厳選し、店舗と同じレシピで市販用冷凍食品として商品化した、イオンリテール限定商品を販売する。

カフェランテでは、ホテルで提供している冷凍ブレッドを初めて導入。バウムクーヘンやフィナンシェなどの半生菓子やクロワッサンドーナツ、シナモンロールなどの洋風冷凍スイーツも展開する。

2階は、イオンのブランド「ホームコーディ」商品を取り扱う売場のほか、モバイル端末やIoT家電、AI家電を揃えた複合型売場「スマートライフコーナー」を展開する。また、ユニクロ、無印良品、3COINS+plusm、ペット専門店 PETEMO、未来屋書店などが出店する。

スマートライフコーナー
ユニクロ
未来屋書店

3階は、ファミリーファッション売場、最新の赤ちゃん休憩室を設置した「キッズリパブリック」、フードコートを展開するほか、CAMP DEPOT、DAISOなどが出店する。また、3階にクリニックエリアを設置し、1階のイオン薬局とあわせて、ワンストップで「通院、処方、買物」ができる便利さを提供。イオン薬局では、接触を避けて好きな時間に薬が受け取れるお薬ロッカーを設置する。

キッズリパブリック
赤ちゃん休憩室

SC内ではそのほか、イオンリテールのスポーツ衣料ブランド「スポージアム」とマシンジム「3FIT」、グループで靴販売を担うジーフットが展開するスポーツ・アウトドアシューズの3要素が連携した売場を全国で初めて展開する。

10月25日からは「おうちでイオン イオンネットスーパー」を展開。保土ケ谷区全エリアを中心に、配送サービスを提供する。また、高齢者を主とした買物支援の一環として、生鮮品や総菜から日用品まで約600品目を軽トラックに積載した移動販売を展開する。

所在地は神奈川県横浜市保土ケ谷区川辺町3‐5。この地では1977年に「ニチイ天王町店ショッピングデパート」がオープンし、その後1992年に「天王町サティ」、2011年に「イオン」と屋号を変えながら、地域の買い物の場として続いてきた。

売場面積は約20,185m2、うち直営売場約11,385m2、専門店約8,800m2。専門店数は42店舗。駐車台数約520台。商圏は3km圏内、約18.6万世帯、約35万人。