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アマゾン、梱包を簡素化。紙袋やメーカー梱包配送を拡大

小型商品の例(提供:アマゾンジャパン)

アマゾンジャパンは、梱包資材の削減とより良い顧客体験を目的に、梱包の簡素化を拡大する。今後、紙袋での配送や、Amazonによる追加の梱包を省いたメーカー梱包による配送を拡大していく。

Amazonでは、梱包の選定に機械学習を活用し、商品のサイズに適した段ボール製の箱や封筒等を使用することで、商品を保護しつつ、梱包を削減してきた。今回、一部の物流施設に専用のオペレーションを追加。段ボール製の箱や封筒等で出荷されていた日用品などの一部商品で紙袋での配送を開始した。

紙袋による梱包(提供:アマゾンジャパン)

紙袋での配送は、商品を保護しつつ梱包資材の削減ができるよう工夫。また、商品保護の観点から、ギフトや危険物、壊れやすいもの、液体は、紙袋での配送の対象外とする。

また、「メーカーの梱包のまま」配送する商品も拡大。これまでも大型・中型商品の一部はメーカーの梱包のまま配送していたが、一部の小型商品もメーカーの梱包のままで配送できるようになる。紙袋による配送と同様、専用のオペレーションを経て出荷する。壊れやすいものや危険物、散乱しやすいもの、メディア(本やCD等)、ギフトやコレクター向け商品、顧客のプライバシーに関わる商品は、メーカー梱包配送の対象外とする。

なお、今回の取り組みは、Amazonの独自配送網のみでの取り扱う。