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マイナンバーカード申請、人口の5割超え

河野太郎デジタル大臣(デジタル庁YouTubeから)

マイナンバーカードの申請件数が、8月23日時点で約6,303万件となり、人口に対する割合が50%を超えた。国民のおよそ2人に1人が申請したこととなる。

8月のカード申請は、マイナポイント第2弾がスタート(6月30日)する前の3倍以上のハイペースで増加しており、「今年度末までにほぼ全国民に行き渡ることを目指して、さらなる申請件数の増加を図る(寺田総務大臣)」としている。

なお、申請率は50%を超えたが、カードを受け取った人の交付率はまだ47%。QRコード付き交付申請書の送付のほか、テレビCMなどの広報、携帯電話ショップにおける申請サポート事業などを活用し、申請拡大につなげていく。

寺田総務大臣は、「マイナンバーカードに対する理解が深まったものと考えているが、(年度内に全国民という)政府目標の達成のためには、今後、さらなる申請件数の増加を図っていかなければならない」としている。

また、デジタル庁の河野太郎大臣も26日の会見で「積極的に普及促進を頑張っていきたい」コメント。年度内に全国民にという目標について「達成できると考えているか?」との問いに「もちろん」と応じた。

寺田総務大臣と河野デジタル大臣は、YouTubeでマイナンバーカード取得と利活用についてのメッセージを公開している。

国民の皆様への、マイナンバーカード取得・利用に関するメッセージ【河野デジタル大臣】
マイナンバーカード普及促進に向けた寺田総務大臣メッセージ