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JR金町駅北口再開発、地上40階マンションと商業施設。教習所も移転

三菱地所、三菱地所レジデンス、三井不動産レジデンシャルは、東京都葛飾区東金町一丁目西地区で推進している「東金町一丁目西地区第一種市街地再開発事業」が、8月18日に権利変換計画について東京都知事の認可を受けたと発表した。第I期工事は10月着工、2025年度竣工、第II期工事は2026年度着工、2030年度竣工予定。

計画地は、JR「金町」駅北口の西側に位置する約3haのエリア。子育て世代からシニア世代まで多くの世代にわたる居住者が交流できる居住環境と、日常の利便性や生活を向上させる生活サービス機能からなる複合建築物を整備する計画。周辺道路や地区との連続性を補完し、地域の回遊性を促進するため、地区施設として広場や歩道状空地の整備による歩行者ネットワークも形成する。

約3haの敷地には、高さ150m、地上40階建の超高層マンション(約900戸)を整備。低層部に商業施設、4階に区民事務所やバンケットホール等の公益施設を計画している。また、低層部の屋上には、現在金町駅前にある自動車教習所を移転し、再整備する予定。

工事は2段階に分けて計画。I期工事では、区のまちづくり用地等からなる敷地の部分に低層部(商業施設の一部及び自動車教習所)を建設し、先行して営業を開始。その後、既存建物の解体工事を行ない、II期工事で高層部(住宅棟)、商業施設、公益施設を建設する。

敷地面積は約24,755m2。第I期は鉄骨造地上5階地下1階で高さ約28m。第II期は、商業棟が鉄骨造地上4階地下1階で高さ約28m、住宅等は鉄筋コンクリート造地上40階地下1階で高さ約150m。