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「請求QUICK」と「経費BANK」 Peppol準拠のデジタルインボイス送受信対応へ
2022年8月19日 15:47
SBIビジネス・ソリューションズは、クラウド型請求書発行システム「請求QUICK」と経費精算システム「経費BANK」において、デジタルインボイスの送受信を通じたPeppol対応を発表した。
2023年10月から開始される「インボイス制度」は、消費税を、事業者同士、または事業者と個人が書類上で正しくやりとしていることを担保できるようにする取り組み。「Peppol(ペポル)」とは、請求書などの電子文書をネットワーク上でやりとりするための規格で、文書の仕様や運用ルールが定められている。日本においてもデジタルインボイスの標準仕様をPeppolに準拠し、日本の商習慣や法令に準拠した「日本版Peppol」の仕様策定が、官民連携のもとで進められている。
SBIビジネス・ソリューションズでは、ファーストアカウンティングのAccess Pointと連携し、日本版Peppolに準拠した形で請求書(デジタルインボイス)の送受信に対応する方針を今回発表。「請求QUICK」でPeppol対応した請求書の発行が可能になるほか、「経費BANK」側でPeppolに準拠した請求書の受け取りが可能になる。
また、請求QUICKではインボイス制度に対応した複雑な消費税計算や、発行した請求書の電子保存についても対応する。具体的な対応時期については、明確になった時点で公表予定。
「請求QUICK」は、Webブラウザで利用できる月額無料のクラウド型請求書発行システム。請求書をWeb上で作成・承認・発行できるほか、全国の金融機関と連携し、入金消込の手間を軽減できる。また、会計ソフトと連携することで、請求書発行にかかる社内の業務フローを明確にし、請求書の発行から消込、会計処理までの作業を効率化できる。
「経費 BANK」は、Webブラウザで月額1,500円から利用できるクラウド型経費精算システム。スマートフォンなどからも申請や承認ができるほか、取引先への支払依頼や支払予定表による支払管理、経費集計による経費分析、銀行振込データ及び会計仕訳データの作成などに対応する。
