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NFT認知率は3割、保有は3% スポーツ・アニメが人気 MMD調査
2022年8月16日 18:00
MMD研究所は、NFT(非代替性トークン)に関するアンケート調査を実施した。それによると、NFTの認知率は30.8%で、NFTの保有率は3.2%であることが分かった。
調査は、予備調査ではスマートフォン、タブレット、PCいずれかを所有する15歳~69歳の男女6,763人、本調査ではNFT保有経験のある95人を対象に6月29日~6月30日の期間で実施されたもの。
予備調査では、NFT認知・保有状況や、保有ジャンル、保有の理由などについて調査が行なわれた。
NFTの認知率は30.8%で、現在NFTを保有しているのはそのうち3.2%。性年代別では、保有の割合が最も高かったのは20代男性で、9%だった。NFTを知っているが保有していない1,671人のうち、興味があるのは6.9%、やや興味があるのは23.8%で、興味がある割合は30.7%となった
保有ジャンルについては、「スポーツ」「漫画・アニメ」「音楽・芸能」が上位3位となった。その内訳は「スポーツ」が41.2%、「漫画・アニメ」が39.2%、「音楽・芸能」が34%となったが、これ以外のジャンルも概ね3割程度あり、保有ジャンルに大きな偏りはみられなかった。
NFTを保有した理由については「ゲームに参加するため」が26.4%と最も多く、次いで「話題になっていたため」「好きなアーティスト・クリエイターの商品を保有するため」が同率で24.6%となった。
NFTを知っているが保有しておらず、興味はある人に、保有したいNFTジャンルを聴いたところ、「漫画・アニメ」が38.2%と最も多く、次いで「デジタルアート」が33.5%、「音楽・芸能」が31.9%となった。保有したい理由は、「長期的な投資のため」が31.7%と最も多く、次いで「短期的な投資のため」が24.3%、「話題になっていたため」が23.1%だった。
本調査の対象である95人に、利用したことのあるNFTマーケットプレイイスについて聞いたところ、「楽天NFT」が34.7%と最も多く、次いで「LINE NFT」が32.6%、「SuperRare」と「HEXA(ヘキサ)」が同率で18.9%となった。使用した金額は、「5万円未満」が32.6%と最も多く、次いで「5万円~10万円未満」が18.9%、「10万円~20万円未満」が16.8%となった。