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サムスン、睡眠・健康・耐久性強化した「Galaxy Watch5」
2022年8月11日 08:00
サムスン電子は10日、新スマートウォッチ「Galaxy Watch5シリーズ」を海外発表した。日本での発売日や価格は未定だが、8月26日より発売開始し、価格はGalaxy Watch5が299ドルから、Galaxy Watch5 Proが499ドルから。LTE版も用意される。
Galaxy Watch5
Galaxy Watch5には、デジタルヘルスモニタリングを担う、サムスン独自のBioActiveセンサーを搭載。3つのヘルスセンサー(光学式心拍数、心電信号、生体電気インピーダンス分析)を組み合わせた独自チップにより、心拍数や血中酸素濃度、ストレスレベルまで測定でき、健康管理に役立てられる。手首にあたる面積を拡大したことで、Galaxy Watch4よりも高い精度で、健康指標を測定できるようにした。
フィットネス中だけでなく、ワークアウトの後の休息や回復プロセスまでの総合的な体験を提供。体組成測定ツールが、ユーザーの健康状態を把握し、目標設定やパーソナライズされたワークアウトのおすすめ、進捗状況の追跡など、ユーザーに合わせたアプローチを行なう。休息時には、有酸素運動後の心拍数、発汗量に応じた水分消費量のカスタマイズ推奨などの「リカバリーデータ」を提供する。
睡眠サポートも搭載。睡眠段階やいびきの検出、血中酸素濃度をモニタリングするスリープスコアにより、睡眠パターンを把握できる。また、1カ月のガイド付きプログラムによるスリープ・コーチングにより、睡眠習慣の改善なども図れるという。
転倒検知機能も強化し、自宅での転倒やベッドからの転落を検知すると緊急連絡先に通知される。
Google アシスタントにも対応。音声指示だけでSpotifyのお気に入りの曲を再生できるほか、ネットワーク接続があればGalaxy WatchだけでGoogle Mapsの経路案内表示が可能になる。SoundCloudやDeezer 1 6などの音楽アプリにも対応する。OSは、Wear OS Powered by Samsung(Wear OS 3.5)で、UIはOne UI Watch4.5。
ケースはアーマーアルミニウムケースで、44mmと40mmの2サイズを用意。44mmは1.4型450×450ドット、40mmは1.2型396×396ドットのSuper AMOLEDディスプレイを搭載する。
プロセッサーはExynos W920 Dual Core 1.18GHz、メモリーは1.5GBで、16GBストレージを内蔵する。Wi-FiやBluetooth 5.2、NFCなどに対応。バッテリーは44mmが410mAh、40mmが284mAh。重量は44mmが33.5g、40mmが28.7g。
Galaxy Watch5 Pro
Galaxy Watch5 Proはアウトドア向けの機能や耐久性の向上を図った上位モデルで、耐摩耗性に優れたサファイアクリスタルと耐久性の高いチタンケーシングを採用し、ディスプレイを保護。新しい「D-Buckle Sport Band」も付属する。
ケースは45mmで、1.4型450×450ドットのSuper AMOLEDディスプレイを搭載。バッテリー容量は590mAhで、Galaxy Watch4よりも約60%パワーアップした。重量は約46.5g。
また、Galaxy Watchシリーズで初めてGPSデータを記録するGPX形式のファイルに対応。ハイキングやサイクリングなどに活用できる。