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ファミマ、24時間働ける“コンビニ陳列ロボ”を300店舗に展開

ファミリーマートは、Telexistenceが開発したAIロボット「TX SCARA」および店舗作業分析システム「TX Work Analytics」を8月より順次導入を開始し、今後300店舗へ拡大する。

TX SCARAは、店舗従業員への作業負荷の大きい飲料補充業務を24時間行ない、これまで人間が行なっていた飲料補充業務を完全になくすことを目指すロボット。ロボットはバックヤードで作業し、陳列棚を常時スキャンすることで常に在庫状況を把握。過去の時間帯別の売れ行きデータを参考にしながら陳列の優先順を判断する。エラーが発生した場合は遠隔操作で復旧も可能

これにより店舗人員を増やすことなく新たな時間を創出し、店舗の労働環境や売場の質向上、店舗の採算性改善を目指す。

TX Work Analyticsは、店舗従業員が位置情報の発信機を装着し、店内に設置された受信機が位置データを認識することで、各時間帯における業務の作業時間を可視化・分析するシステム。店舗業務の一部をAIロボットが担うことを前提としたワークスケジュールと人員配置を進め、店舗経費の低減と質の高い店舗運営の実現に繋げる。