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お盆の高速道路渋滞、下りピークは11日に45km。上りは14日
2022年8月5日 09:00
NEXCO東日本など高速道路各社は、8月10日~16日までのお盆期間中の渋滞予測を発表しました。それによると、下り線のピークは、8月11日(木)の山の日で、上り線は8月14日(日)がもっとも激しい渋滞になるということです。
特に首都圏では、11日だけでなく13日(土)にも下り方面で渋滞が多く発生するほか、上り方面は14日(日)、15日(月)の両日で20kmを超える渋滞が多く発生する見込みです。
首都圏の下りでは特に、11日の東北道矢坂北IC付近で3時~20時の間に最長約45km、同羽生PA付近で5時~13時の間に最長約40km、中央道相模湖IC付近で4時~17時の間に最長約45km、東名秦野中井IC付近で10日21時~11日17時まで最長約45kmなどが予測されています。これ以外の地域でも午前中を中心に各地で数十km前後の渋滞が発生する見込みです。
また、東京湾のアクアラインでは11日の西行きで5時~14時の間に17kmの渋滞が予測されていますが、通過時間が最大約2時間20分と、渋滞距離が短めながらも通過時間が45km級の渋滞よりも長くかかり、関東付近で最長の予測がされています。
上りは、14日の東名綾瀬SIC付近で11時~翌1時の間に最長約50km、東名小仏TN付近で10時~翌1時まで最長約30km、関越道高坂SA付近で12時~23時の間に最大約35km、東北道加須IC付近では15時~22時の間に最長約35km。15日は、東名綾瀬SIC付近で12時~翌1時まで最長約30km、関越道高坂SA付近で13時~22時までの間に最長約40km、東北道加須IC付近で15時~22時の間に最長約30kmなどが予測されています。これら以外にも多数の渋滞が発生する見込みです。
西日本で、30kmを超える渋滞予想がでているのは、下りが13日の名神高速深草BS付近で14時~23時、上りが11日の名神高速大津IC付近で6時~15時などです。
お盆期間は休日割引対象外
今年からGWやお盆休みなどの繁忙期は、休日割引が対象外となりました。休日割引は、ETC搭載車を対象として、祝日・休日の0時から24時の24時間、通行料金を3割引するというもので、例年は繁忙期でも割引対象でした。今年からは、渋滞軽減という名目で、国土交通省からの依頼によって繁忙期は対象外となっています。
これにより、お盆期間となる8月11日(木)、13日(土)、14日(日)は、祝・休日であっても通常料金で、割引はありません。
繁忙期の休日割引が廃止されても、深夜割引は通常の平日と同じように適用されます。深夜割引の利用条件は休日割引よりも厳しくなりますが、0時~4時までの間に高速道路に乗っていれば通行料金が3割引となります。
今年の渋滞回数は、コロナ禍前の2019年と比べれば少ない傾向にありますが、2021年に比べると10km以上の渋滞回数は267回増加の349回、30km以上の渋滞回数は20回増の21回と、大幅に増える見込みです。下り方面へ出かける場合は、11日の混雑を避け、東京方面への帰りは比較的空いている14日、15日の午前中を利用するなど、余裕を持ったスケジュールで出かけたいところです。